我 老境に入れり

日々の出来事をエッセイと写真でつづる

合わせ湯

2022-09-08 14:41:14 | 老いの暮し

 

奥志賀の岩菅山に登った帰り

草津の日帰り温泉「大滝の湯」に寄った、

登山後は温泉に限る、

最高の癒しになる、

久しぶりの「大滝の湯」

県内の日帰り温泉にしては入湯料は高い(980円)、

だが有名な温泉地だけあって雰囲気がいい、

脱衣場も広くて木材をふんだんに使っているので

名湯の雰囲気充分である、

お湯は意外と熱め(41度)くらいではなかろうか?

外風呂に❝合わせ湯❞の看板を見つけて行ってみた、

石段を10段ほど下りて中に入ると

そこには木造りの20畳ほどの室(むろ)みたいな

空間が広がっていた、

柱も壁板も屋根を支える梁も総てが湿気を吸って

黒光りする様はまるで湯治場を思わせた、

そして合わせ湯の入り方の説明書きが有った、

2,3人しか入れない程度の総ヒノキ(?)の湯船が4ッ

田の字形に並べられそれを順番に1分間ずつ

入るよう書かれてあった、

どんな違いがあるのだろうと思ったら

湯船ごとに温度が違っていた、

温度の違いは書かれていなかったが

私の感では

38度、40度、42度、45度

位ではなかろうか?

身体を温度に慣れさせてだんだん高温の湯に入る

という方法は医療的な効果を利用するのであろうが

最後の湯船にはとても1分と浸かってはいられない、

草津の湯は薬湯であると言う事を認識した。

(写真は志賀高原の木戸池)