富士山8合目の 夜明け
カラオケの話
毎日のように
お店で、
公民館で、
自宅のパソコンで
歌っているカラオケ、
高齢者の域に入って
時間つぶしの手段のひとつと思っていた、
たまに人の集まるお店で歌って
社交辞令も含めて褒められることもあり
いい気になっていた、
ところがある日
ユーチューブで
「愛燦燦」を歌うサイトに出くわした、
歌い手は 海蔵亮太という若者、
彼はカラオケの世界大会で優勝したこともある実力者、
テレビ東京の人気番組 堺正章の司会する
「THEカラオケバトル」でもお馴染みで
人気のある歌い手であることは知っていた、
ところがこのサイトでの歌は
実にシンプル、
バックの演奏を細く小さく控えて
声のみを浮かび上がらせ
女声かと思わせる程
高い音域で❝実に繊細❞に歌っている、
オーバーな言い方をすれば
伴奏も含めて
それはカラオケの域を超えて
芸術性さえ感じさせるもので
些かショックを受けた、
この曲は
作詞、作曲:小椋 佳
オリジナルは 美空ひばり が歌っている、
他にも枚挙に暇がないほど多くの歌手が
歌っている人気の曲、
こんな曲をカラオケ扱いなど
もってのほか
と言われるかもしれないが
たかがカラオケ
されどカラオケ である、
聞く者にこんな感動を与えることも出来る、
我われ素人にとって
歌うことは日々の気分転換や充実感を
もたらすものでもありそれでいいのかもしれない、
それはそれとして
歌うことで何が出来るのかは分からないけど
例えば❝より美しく❞など目標をもって
練習することもまた
必要なのかもしれない。
https://youtu.be/fFOp0EhDfn0