今年も
オトギリソウの花が咲いていると聞いて
友人の畑に写真を撮りに行った、
何とも不思議な花である、
弟切草は草であるが写真の花は木に咲いている、
そこでこの花について調べてみた、
一説には560種ほどの近似種があるそうだ、
写真の花も正確には
コボウズオトギリソウ(小坊主弟切草)
それにしても 弟を切る とは
何とも物騒な名前であることか、
名前の由来は
人間から家畜や鳥の類にまで
効能があるこの薬草、
平安の昔
鷹匠の兄弟がいて
門外不出の製法を弟が
恋人に漏らしてしまったことから
兄は激怒し弟を切り殺してしまった
と言うのがその謂れ、
講談社発行の「花の歳時記」によると
季節は初秋の多年草とある、
効能があるのは草の方だけかもしれない。
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