素人の私でさえ、原子力発電所は、海に面して造る設備である以上、
津波に襲われる恐れは120%もあると考える。
そして原子炉の最重要部分である原子炉と冷却装置についての、電源
(モーター、変圧器、スイッチ)等々の電気設備は、
どのような災害が来ても絶対に確保できる要塞でなければならないと。
電源は、水を被れば破損して用をなさない事は子供でも分かっていること。
設計段階で水を被らない要塞的設計でなければならないはずだ。
それでもまだ万一水を被ってしまった時に備えて、
当然、予備の電気部品を用意して居るのが当たりまえだろうと思うのです。
しかるに東京電力は、3月の事故発生からずっと言い続けていることは、想定外の自然災害なのだという。
福島原発の爆発事故は、設計の段階からの人為的な事故であり、
震災を被ってからの、原発の扱い方を誤った東京電力と時の首相である管直人の判断ミスの二重奏の人災なのだ。
このことを奇しくもIAEAの福島原発の調査団から指摘を受けている。
「東日本大震災で被災した複数の原発で、「津波の想定が過小評価されていた」さらに、原発の安全対策は
最大限の自然災害を想定する必要があるとしている。
IAEAが指摘するまでも無く、日本の常識ある人たちには解りきっていることなのだと思う。
(私でさえ原発の設備は、要塞でなければならないと3月18日のブログに書いているのだ)
日本は、官僚が幅を利かせ過ぎている国であるがゆえに、
政官財の3者の癒着構造が金の集まるところすべてに発生してしまう。
だから原子爆弾の力を応用した平和利用と称した原子力発電所なんか、
日本で安全に運用されることはほとんど考えられないと考えるのが常識論だと思う。
最後は管直人総理大臣に話は来てしまうが、
バカ菅・イラ菅・スッカラ菅・ダメ菅・とうれしくない愛称?を貰っても総理で居たい貴方。
今度は「一定チャン」と呼ばれるようになってしまった姑息な不信任案可決逃れ術。
此処までするのであれば、総理で居る間に、自民党が営々として官僚と築いてきた原発族を
分解させることくらいはやってみませんか。
東京電力の原子力発電所・送電線。火力発電所はすべて売却させて、
被災者への賠償に充てる資金を確立する。
福島原発の終息までの何百兆円もの費用をプールさせること。
東京電力は福島原発の終息までの事故処理会社として残す。以上菅さんやってみてくれ。