今盛んに大飯原発の再稼働が騒がれているが、東京電力福島第一原発事故の検証が
進んでいない状態で政府が安全だとしたことは可笑しいだろう。
福島第一原発の事故調査もしかりだが、原子力規制庁はいつになったら出来るのか苛立つ。
2006年に経済産業省原子力安全・保安院が、原子力委員会に対し、
既存原発は安全だと宣言しなければ、
「原発停止の訴訟が頻発している現状では、原発停止に追い込まれる」と
いう文書を送り、その内容に沿った安全宣言が原子力委員会から出されている、と新聞記事に出ている。
2006年9月に安全宣言を公表した原子力委員会の連中は、
福島原発の事故を受けて今何を思っているのだろうか。
日本の原子力発電所は決して不安視するほど技術は劣っていないと思っている。
福島原発の事故も、原子力マネーに群がるムラと言われる人達による人災なのだ。
アメリカの原子力発電所の数は日本の倍あるが、国土は日本の10何倍も広い。
如何に日本は原子力マネーに群がっている連中が多いかが分かる。