1月12日付の東京新聞に掲載された、桂文珍師匠の芸歴50周年の記事に
「40年来の友人 甲斐よしひろ」さんもご登場ということで
関東圏の甲斐友さんにお願いして入手した奥さん(笑)
甲斐さんと文珍師匠のおつきあいが長いのは有名ですが
奥さんと文珍師匠の出会い?(笑)は、関西ローカルの人気番組だった「ヤングおー!おー!」で
元は、同局の人気ラジオ番組「ヤングタウン」のテレビ版として始まったこの番組に
月亭八方師匠、桂きん枝(現・小文枝)師匠、林家小染師匠と共に
「ザ・パンダ」として活躍なさっていたのを拝見した時だそうです
もっとも当時は、噺家らしい佇まいの文珍師匠と小染師匠よりも
いわゆる「バラエティー向き」でいらした、八方師匠ときん枝師匠の人気がすごくて
それほど注目していた訳じゃなかったらしい(失礼!)
ちなみに、八方師匠ときん枝師匠のお母様方も「親パンダ(笑)」として出演なさってました(笑)
でも、今思うと、八方師匠もきん枝師匠も
甲斐さんが関西プロモーションで出演された番組でご一緒されているし
去年も甲斐バンドツアーのプロモに行かれた
「こんちわコンちゃんお昼ですょ!」の近藤光史さんもMBSのアナウンサー時代に
「ヤングおー!おー!」に携わっておられたし
つい先日触れた「マイ・ジェネレーション」のプロモの「梅川事件」の一件で
甲斐さんと全くお話が合わなかった(苦笑)パーソナリティー・川村龍一さんも
この番組のレギュラーでいらっしゃいました
何より、甲斐さんが「もう2~3年くらい会わなくていいかな(笑)」とおっしゃっていた(笑)
さんま師匠も、この番組で小林繁投手の形態模写がブレイク
その小林さんと甲斐さんは「HERO対談」をなさった…等々
ボクの「検索エンジン(笑)」に多々ヒットする「お化け番組」だったんだなあと…(笑)
ともあれ…文珍師匠は、バラエティー番組に染まられることなく
噺家としての姿勢を貫いて来られた訳で、奥さんが「再会」した(笑)時には
創作の「考えオチ」を披露なさっていたそうで
「考えオチ」とはナンぞや?の説明に古典落語にあるらしい?噺のオチ…
トイレでしゃがんでいる時に、懐に入れていたおにぎりがポチャンと落ちてしまい
「あっ!近道しよった!」(笑)…を挙げられ
「大丈夫ですか?皆さん、ついて来られてますか?」と文珍師匠(笑)
そこから数々の創作ネタに入られ、1つネタを終えられると
「今、7割の方は、ついて来られてますね」とか(笑)
「半分以上の方が『ナンのこっちゃ?』というお顔をなさってます」
…とコメントを挟まれるという風に進んで行くんだけど(笑)
奥さんが覚えていたのは、関西の駅に自動改札機が設置されつつあった頃のネタで…
おばあさんが下車した駅の自動改札機に引っかかってしまい
駅員さんに「切符はお持ちですか?」と訊ねられて一言…「届いてまへんか?」(笑)
皆さん、ついて来られてますか?(笑)
それはさておき、甲斐さんのインタビューですが…「文珍は交友関係も広い
中でも文珍が『生き方が信じられるまっすぐな人』と評するロックミュージシャン
甲斐よしひろ(六六)とは四十年以上の付き合い
異分野の友が語る文珍の芸と人柄は」との書き出しから
「出会いは?」…『二十代の頃、京都のライブ終了直後、楽屋でインタビューを受けた
当時、関西のラジオパーソナリティーは落語家が多く、文珍さんもその一人
ライブの余韻でホットな話ができ、親交が深まった』と甲斐さん
以前に「福岡でも吉本新喜劇が放送されていたので
関西のお笑いのテイストで育った」とおっしゃっていたし
文珍師匠はもちろん、鶴瓶師匠とも初対面から
トークが弾まれたというのは想像に難くありませんね(笑)
その後、大勢のお笑い芸人さん達と仲良くなられたのは
「鶴瓶とさんちゃんに知り合えたのが大きい」と話されていたように
中でも文珍が『生き方が信じられるまっすぐな人』と評するロックミュージシャン
甲斐よしひろ(六六)とは四十年以上の付き合い
異分野の友が語る文珍の芸と人柄は」との書き出しから
「出会いは?」…『二十代の頃、京都のライブ終了直後、楽屋でインタビューを受けた
当時、関西のラジオパーソナリティーは落語家が多く、文珍さんもその一人
ライブの余韻でホットな話ができ、親交が深まった』と甲斐さん
以前に「福岡でも吉本新喜劇が放送されていたので
関西のお笑いのテイストで育った」とおっしゃっていたし
文珍師匠はもちろん、鶴瓶師匠とも初対面から
トークが弾まれたというのは想像に難くありませんね(笑)
その後、大勢のお笑い芸人さん達と仲良くなられたのは
「鶴瓶とさんちゃんに知り合えたのが大きい」と話されていたように
みんなでワイワイと交流なさっている感じがするのに対し
文珍師匠には、京都グルメ指南や「お忍びデート(笑)」のアテンドをして頂いたりと
更にプライベートなおつきあいをなさってるみたいな気が…?
更にプライベートなおつきあいをなさってるみたいな気が…?
確か、文珍師匠から「人がいる方に向かって
タバコの煙を吐くような女性は如何なものか?」と言われて
おつきあいをお止めになったんですよね?
続いて「落語はお好き?」との質問には…『聴きません。落語は「見に行く」んです
所作を含めて見に行く。何でもそうだがライブが一番、落語も人間を見に行きます
文珍さんの高座で印象的だったのは新喜劇の後、トリで披露した一席
箸の長さが合わない嫁の噺だったけど
年寄りから子どもまで大ウケ、ぶっ飛びましたよ』と甲斐さん
かつて、鶴瓶師匠から「何を言っても笑ってくれる『最高のお客さん』(笑)」と評され
ご自身でも「バラエティ出演のハードルが低い(笑)」とおっしゃるだけあって
お笑いの点数は甘めの方みたいですが(笑)
「所作も含めて人間を見る」のがお好きだという点に関してはナットクです
文珍さんの高座で印象的だったのは新喜劇の後、トリで披露した一席
箸の長さが合わない嫁の噺だったけど
年寄りから子どもまで大ウケ、ぶっ飛びましたよ』と甲斐さん
かつて、鶴瓶師匠から「何を言っても笑ってくれる『最高のお客さん』(笑)」と評され
ご自身でも「バラエティ出演のハードルが低い(笑)」とおっしゃるだけあって
お笑いの点数は甘めの方みたいですが(笑)
「所作も含めて人間を見る」のがお好きだという点に関してはナットクです
小松政夫さんの「一人会」を始め、イッセー尾形さんの舞台やタモリさんのショーなど
「1人でこっそり見に行くのが好き(笑)」と話されていたし
今もずっと、お芝居やミュージカルから、大相撲や野球
サッカーにラグビーなどのスポーツ観戦まで、幅広く足をお運びになってますもんね?
また「観客を引きつける要素は何でしょう?」と訊ねられると…
『出て来た時のたたずまい。それだけで格好いい
落語家であろうとアーティストであろうと一緒
文珍さんは素晴らしい』と絶賛なさっているのを読んで
サッカーにラグビーなどのスポーツ観戦まで、幅広く足をお運びになってますもんね?
また「観客を引きつける要素は何でしょう?」と訊ねられると…
『出て来た時のたたずまい。それだけで格好いい
落語家であろうとアーティストであろうと一緒
文珍さんは素晴らしい』と絶賛なさっているのを読んで
「Aスタジオ」での鶴瓶師匠の素晴らしさは
番組の最後に、ゲストの方について語られるコメントではなく
それを言い終えられた後の「去り方」だと話されていたのを思い出し
番組の最後に、ゲストの方について語られるコメントではなく
それを言い終えられた後の「去り方」だと話されていたのを思い出し
そうした何気ない素振りや、ちょっとした仕草から
その方の人となりや、更には人生に対する向き合い方まで見抜かれるような感じを
若かりし頃の奥さんが「甲斐さんにじっと見られるのは怖い」と言っていたのかなあと…?