かつて甲斐バンドが、プロレスの巡業よろしく(笑)全国を廻っていらした頃
ツアー先の駅のホームで、修学旅行中の学生たちに囲まれ
「有難いことだけど、他のお客さんに迷惑だし…参ったね」と甲斐さん
また「海外では、ノックしても返事しないと開けないのに
日本では、トントンって叩いてすぐ開ける人、いるでしょ?
それと同じでさ、新幹線で俺がしっかり寝込んでるの判ってるのにさ
『スイマセン』って揺り起こす奴がいる訳だよ
それで『申し訳ありませんが、サインして下さい』とかって言うわけ
それって、謝まりゃあ済むことだと思ってるってことでしょ?
そもそも『申し訳ありませんが』っていう言葉には
自分で向かっている対象の様子を見て
吟味して判断してくっていう意味が含まれてる訳じゃない?
ぐっすり寝てる人に『申し訳ありません』も何も判らないっていうの
断る言葉だけが独立してカラ回りしてる
単なるタテマエ言葉なんだよね」とのご立腹発言も…(汗)
まあ、今はそういったファンの方々も年齢を重ねられ
空気を読んだり、状況に応じた行動をなさると思いますが
要は、相手の立場を考える…
更には、立場が違えば価値観も違うと考え及ぶ…ことが必要じゃないかと?
福沢諭吉は、毎朝、幼い子供たちを書斎に呼び
教訓を書いて渡していたそうだけど
「桃太郎」についての教訓には…
鬼ヶ島にある宝は、鬼の所有物であり
それを理由もなく取り上げるとすれば
むしろ桃太郎は強盗殺人犯と言うべき悪者だ
…といった内容が書かれていたらしい(苦笑)
その桃太郎の故郷・岡山県では
「鬼の側から考える」授業があるみたいで
「鬼太郎」というキャラクターを作ったり
退治される鬼に子供がいたら
それでも桃太郎は退治したのかどうか?という問いかけをしたり…と
物事を見る視点を変えることで
見える風景がガラリと変わることや、物事の複雑さを理解すること
自分にとっての正義が、別の人には理不尽な振る舞いかも知れないこと
…を知るには良い試みだと思います
某CMでは、桃太郎と「オニちゃん」は友達だし(笑)
それこそ「オニちゃん」は子沢山という設定で(笑)
今放映中のCMでは、家計を助けるために就職しようとする長男に
「学んだことは誰にも奪われないから」と進学を勧め
副業に精を出す良いお父さんみたいだし…♪
一方で「立場」を変えるのが難しい…というか
考え方や習慣が異なっていることを知らない
あるいは、知っていても我が身に置き換えて考えづらいことも…
例えば、白鵬関の張り手やカチアゲの問題とか
日馬富士関の暴力事件といったモンゴル人力士の行為は
日本の神事、国技である相撲界においては
品格を落とす、あり得ない行動と受け取られますが
極端に言えば、モンゴルでは「強い奴が偉い」んであって
どんな風にでも勝った方が正しい
偉い人の言うことに逆らってはいけない
…といった風潮が前提になっているようで
それが「強くなりたい」と稽古に励むモチベーションとも言えるんじゃないかと…?
もちろん、ボクも暴力には反対だけど
先輩から後輩への暴力は「愛のムチ」とされていて
日馬富士関の事件に関しても
「謝罪しているので許してあげて欲しい」という声が多く
逆に「他人に明かしたのは男前ではない」と
貴ノ岩関を非難する方もおられる国で生まれ育った方々を
何もかも日本の基準で判断するのは難しいかも知れません
また、かつて甲斐さんが「マルバツ式のテストの影響だと思うんだけど
良いか悪いか、イエスかノーか、どっちかしか考えないのはおかしい
イエスとノーの間には、3つも4つも考え方がある
白と黒の間に、色んなグレーがあるみたいにね」とおっしゃっていたように
甲斐バンドが、テレビに出る出ないで騒がれたことにしても
「テレビに出る奴は良い人で、出ない奴は悪人みたいに言われる」と
当時のマスコミの「魔女狩り」ぶりに
「一口の水と思いやりを…」と歌われ(苦笑)
「ベストテン」出演自体も「第3の方法」
…それが「グレー」なのか?「オフホワイト」なのか?(笑)…で実現なさった訳ですが
甲斐さんが、第1・第2の方法を選ばれなかった理由にしても
ファン以外の方がご存知であろうはずもなく
「もったいぶって」やら「しょせんポーズ」やらと
受け取られた方がいらしたのも致し方ないのかなあ…(汗)
まあ…「ポーズで売れるなら苦労しない」
「『テレビ拒否』なんて2〜3年したら、ニュースにもならないよ」
…という甲斐さんの言葉が実証されて良かったですね
余談ですが…今日の朝刊に東京五輪の広告があり
「史上初、小学生の投票で決めるマスコット!2月22日締切!」
「小学生のみなさん。物事は、いろんな角度から見ましょうね。」という
マツコ・デラックスさんの言葉と共に
左側面と後ろ姿のマスコット候補のイラストが掲載されていて
確かに平面だけでなく、3Dのマスコットも作成されるんだもんなあと…
ただ…「ア」「イ」「ウ」とそれぞれのマスコット候補の隣に
「マ」として、マツコさんの横顔や後ろ姿の写真も並んでいて
「『マ』には、投票できません」との断り書きが添えられているんだけど
「マ」が一番、インパクトも親しみもあって良くね?(笑)
ツアー先の駅のホームで、修学旅行中の学生たちに囲まれ
「有難いことだけど、他のお客さんに迷惑だし…参ったね」と甲斐さん
また「海外では、ノックしても返事しないと開けないのに
日本では、トントンって叩いてすぐ開ける人、いるでしょ?
それと同じでさ、新幹線で俺がしっかり寝込んでるの判ってるのにさ
『スイマセン』って揺り起こす奴がいる訳だよ
それで『申し訳ありませんが、サインして下さい』とかって言うわけ
それって、謝まりゃあ済むことだと思ってるってことでしょ?
そもそも『申し訳ありませんが』っていう言葉には
自分で向かっている対象の様子を見て
吟味して判断してくっていう意味が含まれてる訳じゃない?
ぐっすり寝てる人に『申し訳ありません』も何も判らないっていうの
断る言葉だけが独立してカラ回りしてる
単なるタテマエ言葉なんだよね」とのご立腹発言も…(汗)
まあ、今はそういったファンの方々も年齢を重ねられ
空気を読んだり、状況に応じた行動をなさると思いますが
要は、相手の立場を考える…
更には、立場が違えば価値観も違うと考え及ぶ…ことが必要じゃないかと?
福沢諭吉は、毎朝、幼い子供たちを書斎に呼び
教訓を書いて渡していたそうだけど
「桃太郎」についての教訓には…
鬼ヶ島にある宝は、鬼の所有物であり
それを理由もなく取り上げるとすれば
むしろ桃太郎は強盗殺人犯と言うべき悪者だ
…といった内容が書かれていたらしい(苦笑)
その桃太郎の故郷・岡山県では
「鬼の側から考える」授業があるみたいで
「鬼太郎」というキャラクターを作ったり
退治される鬼に子供がいたら
それでも桃太郎は退治したのかどうか?という問いかけをしたり…と
物事を見る視点を変えることで
見える風景がガラリと変わることや、物事の複雑さを理解すること
自分にとっての正義が、別の人には理不尽な振る舞いかも知れないこと
…を知るには良い試みだと思います
某CMでは、桃太郎と「オニちゃん」は友達だし(笑)
それこそ「オニちゃん」は子沢山という設定で(笑)
今放映中のCMでは、家計を助けるために就職しようとする長男に
「学んだことは誰にも奪われないから」と進学を勧め
副業に精を出す良いお父さんみたいだし…♪
一方で「立場」を変えるのが難しい…というか
考え方や習慣が異なっていることを知らない
あるいは、知っていても我が身に置き換えて考えづらいことも…
例えば、白鵬関の張り手やカチアゲの問題とか
日馬富士関の暴力事件といったモンゴル人力士の行為は
日本の神事、国技である相撲界においては
品格を落とす、あり得ない行動と受け取られますが
極端に言えば、モンゴルでは「強い奴が偉い」んであって
どんな風にでも勝った方が正しい
偉い人の言うことに逆らってはいけない
…といった風潮が前提になっているようで
それが「強くなりたい」と稽古に励むモチベーションとも言えるんじゃないかと…?
もちろん、ボクも暴力には反対だけど
先輩から後輩への暴力は「愛のムチ」とされていて
日馬富士関の事件に関しても
「謝罪しているので許してあげて欲しい」という声が多く
逆に「他人に明かしたのは男前ではない」と
貴ノ岩関を非難する方もおられる国で生まれ育った方々を
何もかも日本の基準で判断するのは難しいかも知れません
また、かつて甲斐さんが「マルバツ式のテストの影響だと思うんだけど
良いか悪いか、イエスかノーか、どっちかしか考えないのはおかしい
イエスとノーの間には、3つも4つも考え方がある
白と黒の間に、色んなグレーがあるみたいにね」とおっしゃっていたように
甲斐バンドが、テレビに出る出ないで騒がれたことにしても
「テレビに出る奴は良い人で、出ない奴は悪人みたいに言われる」と
当時のマスコミの「魔女狩り」ぶりに
「一口の水と思いやりを…」と歌われ(苦笑)
「ベストテン」出演自体も「第3の方法」
…それが「グレー」なのか?「オフホワイト」なのか?(笑)…で実現なさった訳ですが
甲斐さんが、第1・第2の方法を選ばれなかった理由にしても
ファン以外の方がご存知であろうはずもなく
「もったいぶって」やら「しょせんポーズ」やらと
受け取られた方がいらしたのも致し方ないのかなあ…(汗)
まあ…「ポーズで売れるなら苦労しない」
「『テレビ拒否』なんて2〜3年したら、ニュースにもならないよ」
…という甲斐さんの言葉が実証されて良かったですね
余談ですが…今日の朝刊に東京五輪の広告があり
「史上初、小学生の投票で決めるマスコット!2月22日締切!」
「小学生のみなさん。物事は、いろんな角度から見ましょうね。」という
マツコ・デラックスさんの言葉と共に
左側面と後ろ姿のマスコット候補のイラストが掲載されていて
確かに平面だけでなく、3Dのマスコットも作成されるんだもんなあと…
ただ…「ア」「イ」「ウ」とそれぞれのマスコット候補の隣に
「マ」として、マツコさんの横顔や後ろ姿の写真も並んでいて
「『マ』には、投票できません」との断り書きが添えられているんだけど
「マ」が一番、インパクトも親しみもあって良くね?(笑)