「なんで撮ってるの?悪用しないわよね!」
通勤途中の道で、たまに会う猫と遭遇。
いつものようにスリスリしてきたので写真を撮ったら、
その様子を伺っていたかのように一人の女性に言われた。
見るからに毛並みの汚い野良ちゃんなので、
ワザと「お飼いになっているんですか?」と尋ねてみた。
思った通り飼っているわけではないけど、可愛がってはいるようだ。
手には、これから餌やりに行くんだというビニール袋が。
大きなマスクに深々としたキャプを被っているのは、コッソリ餌やりしているのだろう。
「猫大好きなんですよ、でも飼えなくなっちゃったから…」
と言うと「何で?何処に住んでるの?」と質問攻め。
自分だってアパートから出てきたくせに!とは思ったが
「アパート暮らしだから、飼えないの。以前は5匹も飼っていたことがあるんですよ」
「この仔は、私にとっては家族なの!ひとり暮らしだから」
そう強く言い放って、「写真、悪用しないでね!」
念を押しながら猫を小脇に抱きかかえて家に入ってしまった。
寂しいおばさんなんだ。
眉間の皺の代わりに、ちょっとでも微笑みをもって言いさえすれば、
少しは楽しく過ごせそうな気がするけど…大きなお世話だね。
気を取り直して歩いていると、犬を散歩してる人に
「可愛いね!」 「ありがとう!」
駅に着くと赤い羽根募金。
「頑張ってくださいね」と言うと、笑顔が返ってきた。

悪用するわけじゃないけど、ニャンコの写真は掲載しない。
通勤途中の道で、たまに会う猫と遭遇。
いつものようにスリスリしてきたので写真を撮ったら、
その様子を伺っていたかのように一人の女性に言われた。
見るからに毛並みの汚い野良ちゃんなので、
ワザと「お飼いになっているんですか?」と尋ねてみた。
思った通り飼っているわけではないけど、可愛がってはいるようだ。
手には、これから餌やりに行くんだというビニール袋が。
大きなマスクに深々としたキャプを被っているのは、コッソリ餌やりしているのだろう。
「猫大好きなんですよ、でも飼えなくなっちゃったから…」
と言うと「何で?何処に住んでるの?」と質問攻め。
自分だってアパートから出てきたくせに!とは思ったが
「アパート暮らしだから、飼えないの。以前は5匹も飼っていたことがあるんですよ」
「この仔は、私にとっては家族なの!ひとり暮らしだから」
そう強く言い放って、「写真、悪用しないでね!」
念を押しながら猫を小脇に抱きかかえて家に入ってしまった。
寂しいおばさんなんだ。
眉間の皺の代わりに、ちょっとでも微笑みをもって言いさえすれば、
少しは楽しく過ごせそうな気がするけど…大きなお世話だね。
気を取り直して歩いていると、犬を散歩してる人に
「可愛いね!」 「ありがとう!」
駅に着くと赤い羽根募金。
「頑張ってくださいね」と言うと、笑顔が返ってきた。

悪用するわけじゃないけど、ニャンコの写真は掲載しない。