特定非営利活動法人牧場跡地の緑と環境を考える会

地域の緑の環境を守りたいと始まった会。いまコミュニティの場づくりにむけて日々活動中。

プレスリリース「中原ふれあい防災公園隣接林が危機に!公有地化を求める署名を始めています」

2016年03月23日 23時23分01秒 | 林のこと

本日マスコミ各社さんに以下のお知らせをいたしました。よろしくお願いいたします。





マスコミ各社の皆様 
                NPO 牧場跡地の緑と環境を考える会
                          代表 永田明徳
          中原ふれあい防災公園隣接林保全基金
                          代表 片岡隆之
         


中原ふれあい防災公園隣接林が危機に!
          公有地化を求める署名を始めています

中原ふれあい防災公園に隣接する雑木林(6696㎡)が、今、危機に陥っています。この林は、柏市市街地に残された数少ない林のひとつであり、防災公園と一体となって、地域住民の憩いの場・子どもたちの育ちの場となっています。また、広域避難所である防災公園の防災機能を強化してくれています(延焼防止や避難人口の拡大など)。

私たちは,アズマネザサが身の丈ほど茂り、ごみ捨て場となっていたこの林を十数年にわたり、清掃・整備しながら、林の中で、毎年コンサートを開催し、プレーパークなど続けてきました。そして、2006年、この林を公有地化してほしいと、隣接林保全基金を設立し市民の寄付を募り市に寄贈を続け、いまでは、総額1137万円となっています。このような永年にわたる活動を評価され、3月19日平成27年度柏市都市景観賞を受賞しました。

このたび、この林の持ち主である地主さんのところで、相続が発生し、柏市は買い取りを申し出ました。しかし、民間事業者からの話もあり、地主さんとは折り合いがついていません。このままでは、この林は、民間事業者の手に渡り、宅地開発されてしまいます。このような状況の中で、私たちは、購入を決断していただいた市長に、より一層のご尽力をお願いする署名活動を始めています。

今回は、この林の問題ですが、柏市全体を見た時、市街化区域の中の緑は、相続が発生するたびに消失しています。私たちは、この状況を打破するためにもこの林をぜひ公有地とし、市街化区域の中の緑を残す新しい事例としたいと考えます。新聞を通して、より多くの市民の皆様にこの状況を知っていただき、ご理解とご協力を得たいと考えています。
以上

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