nomoon

川、海、湖での釣り、車いじりなど日常の出来事や趣味のことなどをのんびり書いていきます。

今年の渓流釣りでの出来事…

2011年10月30日 | 釣り
今年、渓流釣りで私が体験した恐怖の出来事の話をします。
(秋の夜長の読み物として…)




今シーズンは天竜川がだめだめでしたので、とある渓流でルアーを投げることで、釣りへの欲求不満を解消していました。

この渓流では、人生初の尺アマゴを釣り上げたこともあり、その日も調子に乗ってその渓流のめぼしいポイントを釣り上がっていた時のことです。

ちょうど、とある結構深みのある大淵にたどり着きました。その淵は水深5m以上ある大淵で、底に大アマゴがひそんでいてもおかしくないポイントです。

こんな大淵は表層を攻めても小物しかチェイスしてこないことが明らかなので、尺アマゴを釣り上げた実績もあるヘビーシンキング系ミノーでなるべく深みを攻めることにします。

下流側から攻めてみますが何も反応がないので、大淵を回り込んで今度は上流側からダウンに投げてみることに。

すると、一瞬ロッドを伝って魚の感触を感じたような感じなかったような、そんなわずかなあたりがあったのですが、結局そのままルアーは私の足元まで戻ってきました。

ルアーを水面よりピックアップしたところ、フックになにやら付いていることがわかります。

ロッド先端の揺れるミノーを見ると、うろこ?と思えるような半透明の白いものが付いてます。

ミノーを手に取りよく見てみると、半透明のぷるんとした球状のもので、中に黒いものが入ってます。一瞬カエルの卵でも引掛けてきた?と思いましたが、良く良く見てみると、それはアマゴの目玉であることがわかりました。

一瞬、「う、うわぁ~っ」と叫びたくなりましたが、それと同時に「なんてかわいそうな事をしてしまったんだ」という気持ちになりました。

目玉の大きさから、尺前後の大アマゴであることがわかりました。おそらく私の投げたルアーを追って、食うか食わないかのところで目玉にフックが刺さり、そのまま目玉をもぎ取ってしまったんでしょう。

そのときは相当ブルーな気分になりましたが、気を取り直し釣り続けることにしました。

(実は本当の恐怖はここからなんですが…)






渓流では、深場はシンキング系、浅瀬などはフローティング系など、ポイントポイントでミノーを交換しますので、そのときもちょうどルアーを交換しようとルアーケースを覗きこんだときのことです。

その光景を見たときに背筋が「ゾーッ」って凍りつきました。

な、な、なんとアマゴの目玉をもぎ取ったミノーをふと見てみると、そのミノーの片目が無いではありませんか。

「キャーッ」

って声が聞こえてきそうですが、本当の話です。





自分でも信じられませんでしたが、本当の話なんです。

こんな体験ってあります?


コメント (8)
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