ノッポの放冗記

エンジニアとバスケのどうでもいい体験・知識・情報を綴ります。行くボールのながれは絶えずして、しかも私の本に帰ってこず。

いしかわMOTスクール

2020-09-08 23:21:27 | Study

 残暑どころかここ最近は今年一番の暑さでしょうか。

 

 

 昼から、かつていしかわMOTスクールで学びをともにした澤守さんが所用で来社、数分ばかり情報交流をしました。

いしかわ技術経営(MOT)スクール

 思い起こしてみると・・・

 2004年秋に開講したこのスクールは、半年に亘りほぼ隔週日曜日の終日、講義や質疑応答を行い後日レポートを提出、3月に総合成果をまとめて発表会を行い修了となるものでした。

 

(前列右から吉田専務、近藤教授、亀岡教授(故人)、中森教授、菊川・県産業政策課長(役職等は当時のまま、産業政策課長は経済産業省キャリアの出向ポジション))

 

 今も継続しており、今年度で17期となります(たぶん)。

 受講者は県内企業の中堅技術者を対象としており、読んで名のとおり技術と経営について知識科学なる学問分野を通じて学ぶものです。

 講師陣は、当時北陸先端科学技術大学院大学(JAIST)に教授として居られた近藤先生が中心で、JAISTの他先生方が代わる代わる講義を行う形式でした。

 実績ゼロのスクールだったので当初は受講者集めに苦労されていたようで、管理企業であった石川県IT総合人材育成センターの吉田専務(当時、元石川県工業試験場次長)が昔の縁で、2年前に一線を退き、昨年に急逝したノッポ所属会社代表(当時)へ打診、そしてそのときは期待されていたのでしょうか、ノッポが指名されて受講する運びになりました。

 そこから運命の歯車が大きく変わったと言っても過言ではなく、翌年にはJAIST博士前期課程に入学、スクールで知り合った方々との様々な交流、会社だけでは知り得ない数々の知識、知見、思考・思想を実際に情報交換、討論、体感しながら、会社とのギャップを痛感し行動を改めていくと逆に会社からは冷遇?され、現在は紆余曲折の真っ只中!?

 そんなスクールの同期生の一人が澤守さんで、ノッポが卒業した金沢大学工学部物質化学工学科微粒子プロセス研究室(通称:江見・大谷研)の同門(氏はノッポの9年先輩)であり、当時は県内チェーン大手会社に勤められ、現在は県内焼却炉大手メーカーに転じてご活躍されています。

 

 

 ちなみに、同期だった(JAISTでもノッポと同期)県内某電機製作所の砂崎さんが社長に就任され、その祝賀会?を同期の主だったメンバーでささやかに開きましょうと計画していたところ、諸事情につきしばらく延期となったので再調整となりますが、みなさんと会える日が待ち遠しいですね。

 なお、今春には近藤先生を交えて「同窓会」を企画していましたが、武漢ウイルス禍で中止した経緯もあり、なぜかなかなか開催にたどり着いていません・・・。

 一方で昨年11月にはその両氏と電子会社からたい肥製造会社に転じた高村さんとの4人で先行して!?会食しています。

 

 

 普通の会社生活を漫然と過ごしていたら絶対に巡り会わないであろうことを思うと、いつも出会うたびに感慨ものです!?