奈良県斑鳩町を日帰り散策してきました。
日本で最初に世界遺産に登録された法隆寺があるところです。
今、法隆寺では、夢殿本尊の秘仏・国宝救世観音像の特別開扉と春季秘宝展が開催中なので、見に行ってきました。
法隆寺門前にある駐車場(有料)に車を停め、まず向かったのは、法隆寺ではなく、国史跡「藤ノ木古墳」です。
法隆寺南大門から西へ歩いてすぐのところにあります。
(※このブログの写真は全てクリックをすると拡大表示できます。)
6世紀後半に造られたという藤ノ木古墳です。(自由見学。駐車場無し)
非盗掘の石棺から、後に国宝に指定された副葬品がいっぱい発掘されたところです。
きれいに整備されていて、石室の中に入ることは出来ませんが、透明な扉越しに、家形石棺を見ることが出来るようになっていました。
藤ノ木古墳から徒歩3分くらいのところにある斑鳩文化財センターです。入場無料です。
藤ノ木古墳から発掘された馬具・太刀・冠・靴・土器などのレプリカが展示されており、映像ホールでは発掘の様子などの映像を見ることも出来ます。(本物は橿原考古学研究所附属博物館に展示されているそうです)
ほとんどの遺物は展示ケースの中に展示してあるのですが、朱塗りの石棺が、遺物などの中身も発掘された当時のまま復元してあったのが興味深かったです。
斑鳩文化財センターは、毎週水曜日が休館日。入場無料。無料駐車場有り。
詳しくはコチラ
斑鳩町観光協会の斑鳩文化財センターのページへリンク
レンゲ畑の脇の、のどかな道を再び法隆寺の参道方面へ歩き、いよいよ世界遺産法隆寺へ。
法隆寺の国宝「中門」と、後ろに見える国宝「五重塔」です。
ゴールデンウィーク中ということもあって、かなりの人。おまけに観光バスの団体客も次々と...。人の写っていない写真を撮ることが出来ないくらいでした。
国宝「五重塔」。
五重塔の一層目の軒をこんな鬼が支えていました。
法隆寺の金堂です。
ご本尊の釈迦三尊像は飛鳥時代に造られた仏像で、今まで他のお寺で見てきた仏様とお顔立ちが違うのです。
頭の比率がちょっと大きくて、お顔も細長~くて、鼻が大きいような...。
金堂のほか、大宝蔵院でも寺宝の仏様を見ることが出来ましたが、ここの仏様はみんなスマートな感じ...。体が細くて身長が高いんです。
立っている仏様のポーズも、お腹を前に突き出していて、首を少し後ろに反らしているような姿勢でした。
金堂の2層目の軒には龍が巻き付いていました。一層目の軒も、象や獅子などが支えていました。
金堂・五重塔の北側にある大講堂。こちらも国宝の建物です。
この中には、平安時代の国宝や重文の仏様がお祀りされています。こちらは、他のお寺でも見るようなお顔立ちの仏様です。
東院伽藍の国宝夢殿。
ここでは、5月18日まで、ご本尊の国宝・救世観音像が特別開扉されています。
東院伽藍の夢殿に対して、こちらは西院伽藍の八角堂の国宝「西円堂」です。
この西円堂は、金堂や五重塔のある廻廊の西外側にあるので、無料で拝観が出来ます。
詳しくはコチラ
法隆寺の公式サイトへリンク
法隆寺東院伽藍のすぐ東隣にある、中宮寺です。
今、本堂の周りでは、山吹の花が満開でした。
この本堂には、国宝「菩薩半跏像」が祀りされていて、同じく国宝で日本最古の刺繍という「天寿国曼荼羅繍帳」のレプリカが展示されています。
中宮寺の売店の横のお堂の前では、藤棚が満開でした。
詳しくはコチラ
中宮寺の公式サイトへリンク
法隆寺・中宮寺を出、次は、少し北へ行ったところにある法輪寺へ行きました。
法輪寺の表門と三重塔です。
昭和十九年に、それまで国宝だった三重塔を落雷で焼失したのだそうです。現在の塔は昭和五十年に再建されたもの。
飛鳥時代や平安時代の、重要文化財の仏様を講堂で拝観することが出来ます。
表門の前に無料駐車場有り。
詳しくはコチラ
法輪寺の公式サイトへリンク
次は、駐車場が無いので、法輪寺の駐車場に車を停めたまま、徒歩で法起寺へ。
こちらも世界遺産に登録されている法起寺です。
写真は南大門と国宝三重塔。この三重塔は、現存する最古の三重塔だそうです。
法起寺の講堂・三重塔と、法輪寺の金堂・三重塔がなんだかそっくりなのですよね。(並び方(伽藍)は違いますが...)
法隆寺の五重塔と、法輪寺の三重塔、法起寺の三重塔で、斑鳩三塔と呼ばれているそうです。
詳しくはコチラ
法起寺のサイトへリンク
(※法起寺には駐車場がありません。藤ノ木古墳・法輪寺・法起寺も周るなら、法隆寺門前にある「法隆寺iセンター」でレンタサイクルを借りるのもいいかもしれません)
日本で最初に世界遺産に登録された法隆寺があるところです。
今、法隆寺では、夢殿本尊の秘仏・国宝救世観音像の特別開扉と春季秘宝展が開催中なので、見に行ってきました。
法隆寺門前にある駐車場(有料)に車を停め、まず向かったのは、法隆寺ではなく、国史跡「藤ノ木古墳」です。
法隆寺南大門から西へ歩いてすぐのところにあります。
(※このブログの写真は全てクリックをすると拡大表示できます。)
6世紀後半に造られたという藤ノ木古墳です。(自由見学。駐車場無し)
非盗掘の石棺から、後に国宝に指定された副葬品がいっぱい発掘されたところです。
きれいに整備されていて、石室の中に入ることは出来ませんが、透明な扉越しに、家形石棺を見ることが出来るようになっていました。
藤ノ木古墳から徒歩3分くらいのところにある斑鳩文化財センターです。入場無料です。
藤ノ木古墳から発掘された馬具・太刀・冠・靴・土器などのレプリカが展示されており、映像ホールでは発掘の様子などの映像を見ることも出来ます。(本物は橿原考古学研究所附属博物館に展示されているそうです)
ほとんどの遺物は展示ケースの中に展示してあるのですが、朱塗りの石棺が、遺物などの中身も発掘された当時のまま復元してあったのが興味深かったです。
斑鳩文化財センターは、毎週水曜日が休館日。入場無料。無料駐車場有り。
詳しくはコチラ
斑鳩町観光協会の斑鳩文化財センターのページへリンク
レンゲ畑の脇の、のどかな道を再び法隆寺の参道方面へ歩き、いよいよ世界遺産法隆寺へ。
法隆寺の国宝「中門」と、後ろに見える国宝「五重塔」です。
ゴールデンウィーク中ということもあって、かなりの人。おまけに観光バスの団体客も次々と...。人の写っていない写真を撮ることが出来ないくらいでした。
国宝「五重塔」。
五重塔の一層目の軒をこんな鬼が支えていました。
法隆寺の金堂です。
ご本尊の釈迦三尊像は飛鳥時代に造られた仏像で、今まで他のお寺で見てきた仏様とお顔立ちが違うのです。
頭の比率がちょっと大きくて、お顔も細長~くて、鼻が大きいような...。
金堂のほか、大宝蔵院でも寺宝の仏様を見ることが出来ましたが、ここの仏様はみんなスマートな感じ...。体が細くて身長が高いんです。
立っている仏様のポーズも、お腹を前に突き出していて、首を少し後ろに反らしているような姿勢でした。
金堂の2層目の軒には龍が巻き付いていました。一層目の軒も、象や獅子などが支えていました。
金堂・五重塔の北側にある大講堂。こちらも国宝の建物です。
この中には、平安時代の国宝や重文の仏様がお祀りされています。こちらは、他のお寺でも見るようなお顔立ちの仏様です。
東院伽藍の国宝夢殿。
ここでは、5月18日まで、ご本尊の国宝・救世観音像が特別開扉されています。
東院伽藍の夢殿に対して、こちらは西院伽藍の八角堂の国宝「西円堂」です。
この西円堂は、金堂や五重塔のある廻廊の西外側にあるので、無料で拝観が出来ます。
詳しくはコチラ
法隆寺の公式サイトへリンク
法隆寺東院伽藍のすぐ東隣にある、中宮寺です。
今、本堂の周りでは、山吹の花が満開でした。
この本堂には、国宝「菩薩半跏像」が祀りされていて、同じく国宝で日本最古の刺繍という「天寿国曼荼羅繍帳」のレプリカが展示されています。
中宮寺の売店の横のお堂の前では、藤棚が満開でした。
詳しくはコチラ
中宮寺の公式サイトへリンク
法隆寺・中宮寺を出、次は、少し北へ行ったところにある法輪寺へ行きました。
法輪寺の表門と三重塔です。
昭和十九年に、それまで国宝だった三重塔を落雷で焼失したのだそうです。現在の塔は昭和五十年に再建されたもの。
飛鳥時代や平安時代の、重要文化財の仏様を講堂で拝観することが出来ます。
表門の前に無料駐車場有り。
詳しくはコチラ
法輪寺の公式サイトへリンク
次は、駐車場が無いので、法輪寺の駐車場に車を停めたまま、徒歩で法起寺へ。
こちらも世界遺産に登録されている法起寺です。
写真は南大門と国宝三重塔。この三重塔は、現存する最古の三重塔だそうです。
法起寺の講堂・三重塔と、法輪寺の金堂・三重塔がなんだかそっくりなのですよね。(並び方(伽藍)は違いますが...)
法隆寺の五重塔と、法輪寺の三重塔、法起寺の三重塔で、斑鳩三塔と呼ばれているそうです。
詳しくはコチラ
法起寺のサイトへリンク
(※法起寺には駐車場がありません。藤ノ木古墳・法輪寺・法起寺も周るなら、法隆寺門前にある「法隆寺iセンター」でレンタサイクルを借りるのもいいかもしれません)
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