冬が来る前に..なのだ

室温も、やっと下がってきて、ＰＣにとっては重い仕事も苦に
ならなくなってきたと思う。

何セ、おらも故障だ！なんて知人に呼ばれずに済むのは有難い。

ハード（パソコン本体）にとっては、とってもいい季節なのだ。
（人間も調子があがつてきたでしょ...よく似た特性だ。　）

さてさて、実は、早めだが、もう冬の準備が必要になってくる。

パソコンに冬の準備があるのかだが...
下記の条件に合う人はいますか？

パソコンを使う部屋の温度が0度を下回るところで使う人。

まぁ、人間の方がもたないと思うが、モバイル機なんか平気で使う人が
いる。　　でも、こんな条件では、使わない方がいいのだ。

なんで、だめかというと、寒さに弱い、2つの駄目な部品がある。
1つは電池（バッテリー）
2つはコンデンサーと言う部品

この2つの部品は、内部に液状態のものが充填してあって、
それが凍ってしまって、最終的に役目を果たさなくなるのだ。
（自動車のオイルみたいなもんだ..）
　
とにかく、こんな条件で動かすと、動作がおかしくなってくるはずだ。
　
もうひとつある。
寒い部屋においていたＰＣを、突然暑い部屋に持ってくること。

専門用語でヒートショックと読んでるらしいが、この逆パターンも含め、
温度差の激しい状態は、破壊活動そのものなのだ。

何でおかしくなるかだが..　ずばり、物には熱膨張というのがあり、
物質によって、この特性は異なる。
現在一般機に使用している部品なんか、米粒程度のサイズの部品が、
しっかり、機械によって半田付けされているのだが、この接合部が、
機械的に破壊してしまう可能性があるのだ。
（クラックとかいって、製造段階でも出てくることもある）
　
ということで、パソコンを含めた、電子製品は急激な温度変化を
かけてはいけない。

とにかく、理由は異なるが、人間もやらない方がいいことは、ＰＣもやっては
いけないと思うのだ。（雑な教え方で申し訳ない..）