記念写真を撮った後、取り敢えず開いているテーブルにザックを置いた。
(正確には広いテーブルに壮年の夫婦が座っていらしたので相席をお願いした。)
この位の時間で既に黄色信号が点滅していた(T_T)
急いで階段を下り、青ヶ岳山荘のトイレへ!
朝出なかった分がすっきりぃ♪
備え付けのトイレットペーパーを使用しすること。使用した紙は便器に捨てないこと。紙はビニール袋に入れ、持ち帰ることと標示されていた。
山でバイオトイレを維持するのは大変なこと。勿論その通りにし、有り難く使用料金100円を支払いました。感謝感謝です。
何事も無かったかのようにテーブルに戻り、ランチタイム♪
今日もカップ麺。今朝沸かしたお湯をテルモスへ入れておいたわけだ。最近このパターンが多い。
また、これだけではなく、昨日作っておいたおにぎりもパクり。
撮影していないが、山頂は大賑わい。続々とハイカーが詰めかけ、山名標と記念写真を撮ったり、それぞれのランチタイムを楽しんでいた。
一応デジイチを出してみたが、富士はどこ・・・
10:52 下山開始。
昨晩登山届けを記入する時点から下山は石棚山稜コースと決めていた。
今回シロヤシオの時期の檜洞丸に関するレポを色々検索してみたが、やはり知り合いの方のものが参考になった。その中でsanpoさんのこれやcyu2さんのこれなど石棚山稜コースは急登で大変だが、人が少なく魅力一杯のコースであることを伝えていた。彼女達は登りで使っていたが、下りでもその魅力を感じられるだろう。箒沢公園橋まで6.1kmはちょっと長いが、下りだからと軽~く思っていた。
続々と登ってくるハイカーと挨拶し、登り優先で道を譲りつつ進んだ。
木道の脇はバイケイソウがたくさん!
右は往路にとったツツジ新道。今回は左の石棚山稜コースへ。
んん
富士が見えた~
ズーム! ひょっとしてと数分待ってみたが、これぐらい見えたのがベストで、後は隠れてしまった。丹沢からの富士は難しいね。
山頂から先ほどのツツジ新道との分岐までは大混雑だったが、この石棚山稜コースは一気に人が減った。それでも、5,6人は私を追い越し、この急階段をあっという間に降りていった。
鹿の害から守るための金網の周りを進む。
画像にも写っているが、sanpoさん達のようにガッツでこちらを登ってくる人も合計で十人程いた。
往路の木段付近でも咲いていたが、この付近はこれでもかとミツバツチグリが群生していた。
勿論ブナの大木があちこちに
整備された公園の遊歩道を進む。まだちっとも大変では無かった。
ゆるやかなアップダウン
ワチガイソウもたまに見つけることが出来た。
倒木にしゃれたステップが付けられていた。
あれ、ここがテシロノ頭? 山頂らしくないけど・・・
あれ、見たことあるんだが何だっけ・・・
おや、ここにもシロヤシオ!
往路で一番咲いていたポイントよりは少ないがこちら側でもそれなりに咲いているものは有った。ただ、往路よりも撮影への情熱が無かったかな。
あら、タチツボがまだ残っていた。
この付近はイイ感じ
今度は紅白だ♪
12:12 イイ感じのベンチでランチタイム中の方が一人。あと4.3kmってことはまだ四分の一しか来ていないのか・・・
お、クワガタソウ! これも今シーズン初見だ。 (ピンが甘いがご容赦を)
遊歩道を進む。長いな~ ←この時点では余裕があったかも。
ブナがイイ感じ。
あれ、ここが石棚山? 先ほどもそうだが、ピークって感じは全然しないけど
これはキジムシロかな ※これに見分け方が出てきます。
12:38 お、分岐だ。
玄倉へも行けるのか。ちらっとエアエリアを確認した。随分来たけどまだ半分手前か~
これでもかとミツバツチグリがあちこちに咲いていた。
お、急に雰囲気が変わった。
ほっほ~、今度は登りか。
13:05
急下り
下って下って
え、ここを登るの? でも他に道は無い。行くしか無いか~
13:27 やっと道標を発見。上の2.8km地点からここまでの20分間はリボンなどを見つけられず、進む方向が正しいのか若干不安を感じていた。30分くらい前までは遊歩道に近いイメージだったのに、この落差は何なんだ。ちょっと面食らっていた。
まだまだ続く下り。いつ着くんだ・・・
時々急階段
メモが無いので、記憶が曖昧だが、残ったパンを食べるなど大休憩を2回。
ヘトヘトだった・・・・
勿論(?)この付近にもブナの大木
油断できない(^_^;) このコースは手袋が役に立った。
14:31 沢に出た
幸い(?)ここは今朝のゴーラ沢と違い、反対側へ渡る必要は無く、ここを進んだ。
上画像右奥で階段を上って降りた。
ヘロヘロだった(T_T)
この付近で壮年男性に抜かれた。
再び河原へ。
んん、ここを降りるのぉ?
後ろ向きなり、慎重に・・・
こんなとこでこけたら大変だよね。
ようやくゴールが見えてきた。
15:04 橋を渡る。
でも、ここのバス停がゴールでは無い。バス停2つ分の舗装道歩きが残っているのだ。
ステッキとスパッツ、クマ鈴をしまった。
向こうからやってくるのは自然教室付近に停めらず、車を回収しに来た人たちだろう。彼らと挨拶をしながら進んだ。中には「これから登るんですか?」と声をかけてきた方も居たが、さすがにそれはないのだ。
15:20 ホントのゴール!
檜洞丸山頂を出発してから4時間半ってことだ。いや~、こんなに掛かるとは思わなかった( ̄。 ̄;)
車内に置いてあったペットボトルのお茶を一口
(O_O)まずぅ
落ち着いて考えれば当たり前。車内に置きっ放しだったからね。
ザックに入れてあったカモノハシの水でお口直し。
その頃、目の前の広場では増発を含め2台のバスが数十人のハイカーを詰め込んで出発していった。
このままシートを倒せば寝られそうだったが、そうは行かない。
今日は日曜日なのだ。とにかく急ごう!
今朝出発するときに外しておいたアルミカバーを持ち出し、車内を覆って目隠ししてから、汗びっしょりのウェアとタイツを着替えた。
そして駐車場から十m程離れた所にある自販機で炭酸のジュースを買った。
そして一口・・・
(*^_^*)(*^_^*)(*^_^*)
登山後の炭酸ってどうしてこんなに美味しいのかな。最初からこうすれば良かったね。
温泉に寄ったら気持ちいいだろうが、眠くなるし、帰りが遅くなってしまう。
とにかく帰路を急ぐことにした。
カーラジオで高速の渋滞が始まっていることをチェックした。まぁこれは想定内。
ナビを一般道優先にすると246号を厚木付近まで進むように標示された。
それに従い、往路を戻って清水橋から246号へ。
部分的に渋滞もあったが、ほぼ50km前後で走ることが出来た。
秦野付近(?)で夕食を済ませ、セブンでトイレ休憩&コーヒータイムなどをとりつつひたすら下道を進んだ。
厚木で246を降りてからはどう進んだのか覚えていないが、最後は相模原から見覚えのある鎌倉街道へ。
大大大渋滞だったGWから思えば遙かに順調に20時頃帰宅。
甘く見ていた石棚山稜コースのダメージは結構足に来ていたが、それもまた良しとしよう。
檜洞丸、行かれたのですね、今年はタイミング逃してシロヤシオ見れずな私でした。羨ましい~
石棚尾根素敵ですよね、あの大きなブナの木のある森健在でしたか?
でも檜洞丸ってどこから登ってもそれなりにキツイですよ、お疲れ様でした。
新しい道標が出来たんですね。
また、レポにもあるように前半は楽しかったのですが、後半はヘロヘロになりました。あの超急登を楽しめるcyu2さんとsanpoさんはスゴいなと思っていました。