h25.3.23 ザリクボでハナネコ

20日の山行の帰り、天気が良ければ今度は昨年3月のように小下沢、ザリクボを歩こうと企んでいた。

20日に逃した高尾発小仏行きの始バスに乗るべく、この日は5時に起床。国分寺６：４２に乗れるように朝の準備を進めていたが、う～～～ん出るものが出ない。くっそ～（洒落じゃないよ）結局トイレの中で出発予定時刻になってしまった。中途半端な時刻に出発しても仕方ないので、次の８：１２のバスに間に合えば良いだろう。テレビを見ながら時間をつぶしてから出発した。（この行動が失敗だとはこのときは思いも寄らなかった。）

高尾に到着したのは８：０１。トイレ（小）を済ませ、北口のバス停へ。20日はバス２台だったから、今日も混んでいるだろう。座れないだろうが、わずかな時間だからな・・・

んん、なんだこれ！

小仏行きのバスを待つ行列が、二重、三重になっていた。お馴染みの(？)中高年が多いが、私のすぐ前は髭が生えかけの高校生風男子グループ、そして流行の（？）山ガールが大勢並んでいた。

予想通り２台のバスが到着し、８：０８頃から行列がゆっくり進み出した。こりゃ～大変だ！あっという間にすし詰めになり、最後の客はステップからはみ出しそうになるほどまで詰め込んで、８：１５頃に出発してしまった。

仕方ない、次は２０分後か・・・のんびりテレビを見ていないで、早めに到着しておけば良かったと思ったが、もう遅い。

私の前に二十人程が並び、後ろには中央線の到着にあわせて続々と列が繋がっていた。小仏行きはどんだけ人気なんだ！

８：３０頃、再び２台やってきたバスに乗り込むことが出来た。私は前のバスに乗ったが、もう座席は無かった。途中で降りやすいように前列２番目の席の横にザックをおいて、立つことにした。このバスも先ほどと同様、すし詰め状態になった。運ちゃんが「詰めて下さい。発車時刻が過ぎています。」と連呼して８：３５頃出発！

日影で数人が降りた。その次の大下バス停はそれほど降りないのではと思っていたが外れ、年配のハイカーが大勢降り、しかも結構なスピードで歩き出した。数分後、彼らは木下沢梅林に集合していた。グループだから、あんなに無茶な(？)早歩きだったのか。

　

※大下バス停からラジオを聴きだした。そういえば土曜の山行は久々だ。永さんの声が懐かしかった。

梅園は結構良い感じに咲いているが、ここが目的では無いので先へ

林道に入る頃、若い男性のグループ、カップルに抜かれた。まあ良いさ、競争じゃ無いしね。

葉が葵のご紋→アオイスミレかな。右はミミガタテンナンショウだろうか。　　　　　　　

　

 ナガバノスミレサイシンがあちこちに咲いていた。(関西さん、ご指摘ありがとうございました。)

　

ヤマルリソウ、ニリンソウ

　

こうして、林道の脇を良く見ながら、時にはコンデジマクロで撮りながらだったので、多分７，８人に抜かれた。

沢沿いにローアングルで三脚をセットし、ゴツイデジイチで撮影していた猛者も居た。話しかけると怒られそうな雰囲気だったので、やめた。

９：３１広場へ。ここからが登山道だ。一つ目のオニギリを食べてエネルギーをチャージ。併せてスパッツを付け、ステッキを出した。

登山道の足下にはスミレもあったが、咲き具合はイマイチ・・・

んん、先ほどの猛者が沢で何かを撮影中！

そうだ。以前見たこのレポを思い出した。たしかザリクボ沢にはアレが咲いていたはず・・・

登山道から沢に降りられそうな所を見つけ、周囲を探してみた。

 

 

 

 

やった～～～、見つけた～～～～～

これまで日影沢入り口の木道を降りたポイントでしか見たことが無かったが、ここで見つけることが出来てラッキーだ。ラジオを切って撮影に没頭した。

上２枚はコンデジマクロ、デジイチでも撮ってみたがダメ。でも、せっかくデジイチを出したならこれもやっておこう！

ＰＬが効き過ぎて不思議な色合い・・・まあ良いか！

上画像の岩の奥にも咲いている。数ｍ移動して再びコンデジマクロでパチリ！

上画像のポイントからほんのちょっと上流で別のポイントを発見。

後ろから私の様子を見て降りてきた（多分）ベテランさんにこの辺に咲いていることを教えた。

またコンデジマクロで

これがデジイチ・・・やはり接写には向かないか

ふと気づくと、後ろ（林道側）にはカメさんが数人。ここは穴場ではなく、マニアにはよく知られたポイントのようだ。

ハナネコを見ていると何だか癒やされる。幸せな数分間だった。(*⌒▽⌒*)

これってつつじの葉だよね・・・

ここで沢を離れ、景信山への登りへ

登り始めてすぐに降りてくるオバチャン２人組と出会った。彼女たちにハナネコのことを聞かれた。

「いっぱい咲いてますよ♪」と得意げに答えた。

２度目でわかっちゃいるが、侮れない傾斜だ。日が差してきて暑い。(^^ゞ

右・前回見つけた落書きされた木。もう２回目なので今回は撮らなかった。

 

たまに咲いているスミレを撮りながら登った。

急坂を登り切って、しばらくは横移動

指導標でＶ字にカーブし、この急坂を登る。登り切って下ると小仏バス停からの道と合流。

　

あと一息だ！

１１：２５　景信山頂着。どこに居たのかというほど大勢のハイカーで賑わっていた。

　

今回もここからの眺めはイマイチ

八王子方面。都心の高層ビルはボンヤリ、お約束のスカイツリーは見つけられなかった。

大山

丹沢

１１：５７　リスタート

山頂直下の斜面で、撮影中のオバサマを発見。彼女に倣って私もパチリ。

タチツボ、右はエイザン。

　

多くのハイカー、時々トレランさんが通るメインルートを進んだ。

１２：４８　城山山頂。ここも多くのハイカーで賑わっていた。お湯を沸かしてコーヒーブレイク！

出発前にイメージしていたが、4年前と同じく相模湖へのルートで下山することにした。

１３：１４　リスタート・勿論富士は見えない

東海自然歩道っぽい道を進む。たまにタチツボを見るくらいでこのルートに花は少ないようだ。

　

そうそう、このルートにはお地蔵さんがあるんだよな・・・

あと半分か

　

おい、これってアリか！

彩りが少ないルートなので、たまにこういうのがあると嬉しい。

墓地が見えてきた。

千木良・富士見茶屋へ。トイレを使った。富士見桜は見事に咲いていたが、薄曇りの為ライティングがイマイチ

　

弁天橋を目指す。

　

足下にはヤマルリソウの群落、タチツボのコラボ

　

弁天橋を渡る

　

まだ５分咲きといった感じか。これだけ撮って先へ。

ここから先は急登の階段登りとさらに急登の舗装登り。暑くなるとマスクが邪魔(T-T)

　

津久井養護学校脇へ出た。のどかな道を進む。（この付近の様子はこちらのサイトで）

道路脇にはあちこちで桜が咲き誇っていた。

　

 相模ダム

１５：０６　相模湖駅。ダイヤをチェックすると次は１５：２４だった。トイレで顔を洗ってからのんびりホームへ。

２回続けての花撮り山行はこうして終了。今日は詳しい方に会えなかったので(当たり前)、花の名前を覚えることは無かったが、ザリクボでハナネコをゲットできたのが一番の収穫だった。

一方、行きの小下沢林道は右側の斜面でスミレを探して歩いたが、左側の沢に降りてもっと観察すれば花を見つけられたかもしれないし、景信山からの下山コースはもっと花が多いルートを選べるだろう。

次回行くときの課題が残っている方が楽しいのかと思ったりして。