6月3,4週は仕事がある土曜日は晴れ、フリーの日曜日は雨、梅雨時だから仕方ないのだが、じりじりしていた。
3週間ぶりに日曜日はなんとかなりそう。行き先をあれこれ考えている時、ふと思い立ち、久しぶりにBOOさん(ブログ)に連絡をとってみたところ、タイトルのコースを歩くので一緒に行きましょうとの返事をもらった。
牛ノ寝通りはcyu 2さんやsanpoさんのレポを見て、紅葉が素晴らしいというイメージだった。いつか試してみたいと思いつつ、機会が無かった。これはイイと「是非行きたい」と返事した。
返事をした時点ではエアリアすら見ていなかったが、エアリアを見ると結構なロングコース。そういえば彼とは3年前5月に北都留三山縦走、一昨年4月に海沢探勝路から大岳山、馬頭刈尾根とドエムなロングコースを歩いていた。いや、正確には計画したのは私だった(^_^;)。
打ち合わせすると出発は朝5時(゜-゜)とのこと。さすがBOOさんだ。それならと土曜日に出発地点の道の駅小菅に行き、タント寝を計画した。
土曜日朝に必要なものを冷凍庫に入れて、仕事へ。15時過ぎに帰宅し、流水麺他の買い出しを済ませ、タントに荷物を詰め込んで、夕食後18:10頃自宅を出発。
甲州街道、新奥多摩街道などはそこそこ交通量があったが、青梅街道辺りからは順調に流れた。
奥多摩駅手前の氷川トンネルではどうやら単独事故があり、警官が赤色灯で道路整理をしていた。車種は分からないがセダンタイプの車が大破していた。(>_<)
殆ど車通りの無い奥多摩湖半を進んだ。眠気がやってきたので、窓を全開にして冷気を入れた。
道路に設置されていた温度計は19℃。これは快適に眠れそうだ。
道の駅に到着したのは20:50頃。
どうやら車中泊らしき車が数台停まっていたが、広い駐車場なので空いているところはいくらでもあった。トイレに近い位置に駐車した。
トイレで小用を済ませ、歯を磨いて、21:10頃寝袋へ潜り込んだ。
(-_-)zzz
んん、雨の音!
時計を見ると1:07。寝る前にスマホで見た天気予報の通りだった。
尿意も感じていたので、傘をさして十数m先のトイレへ。
雨の音は気になったが、アラームをセットした3:30まで意地でも眠ることにした。
(-_-)zzz
今度はアラームで目が覚めた。正直起きたくなかったが、BOOさんとの約束があるので、気合いで動き出した。
ウィンドブレーカーを羽織り、寝袋を片付け、車のドアを開けると雨はほぼ止んでいた。
お湯を沸かし、朝食は前回と同様にアルファ米にレトルトの中華丼。 ※ 画像無し
食後、ザックの中身を整理しているうちに胃腸が動いてきた。
トイレに行くついでにパチリ(4:34)
トイレの個室へ。おぉ、ウオシュレット(^o^)!
出はイマイチだったが、まぁ良し。
タントへ戻るとBOOさんが声を掛けてきた。彼は2:00に起きて3時過ぎにお宅を出て来たとのこと。
「いやぁ、運転中に大雨が降ってきてさぁ、自分1人だったら諦めていたよ。のぞむさんが車中泊しているから行かないわけにはいかないしね」
「こっちも、夜中に雨の音で目が覚めました。4時頃見たアプリの予報では、3つのうち2つは曇り、1つは雷雨ありだったので、今日は大丈夫なのかビビっていました。」
降ってきたら無理しないことを決め、とにかく行くことにした。
今は大丈夫だが、いつ雨が降っきてもおかしくない感じだったので、レインウェアをザックの一番上に入れ、恐らく出番の無いデジイチは置いていくことにした。
タント内で着替えを済ませ、5:10頃出発。
BOOさんは数年前に今回のコースを逆回りで歩いているとのこと。とにかく彼に着いていく。
小菅の湯から数十m舗装路を歩き、「モロクボ平、牛ノ寝コース」の案内の通りにここへ。
雨で草が濡れて冷たい(>_<)
登山道へ。
歩き始めのじぐざぐ路は風が無く、湿度が高い。汗がじんわり出て、かなりキツかった。
5:51 日が射してきた。
6:06 最初の標柱。
何が書いてあるのか読めなかったが、地図を見ながらモロクボ平であると判明した。ここで最初のドリンク休憩。
歩きやすい路を進む。この付近はそこそこ風が吹いており、快適だった。
7:01 棚倉
この標柱の少し先の開けた所で休憩。曇っていて何も見えないが、まぁ良い。
一つ目のオニギリをぱくり(^o^)
巨木が目立つようになってきた。BOOさんにcyu 2さんやsanpoさんが紅葉時期に歩いたレポの話しをした。確かに紅葉の時期は良い感じになりそうだ。
BOOさんの山と高原地図アプリで現在位置を確認。なるほど、今度私もダウンロードしてみよう!
8:28 榧ノ尾山 ここでも休憩。
相変わらず展望無し。
エアリアのCTではここから1:40の登りだ。
ギンリョウソウ見つけた! この時期が端境だとわかっていたが、やはり目立つ花は無かった。
徐々に登る・・・
空が明るくなってきた
「あれが大岳山ですね」「ホントどこから見てもアノ形ですね」
「やっと石丸峠を指す標柱まで来ましたね。あとちょっとだ!」
サラサドウダンの落花がが足下に目立つようになってきた。
見上げて咲いている木を探したが、なかなか見つけられないまま大分歩いた。ようやくキレイに咲いているものを見つけた(^o^)
「小金沢連嶺へのルートに雰囲気が似てきました」
10:05 左は小金沢山方面、奥が大菩薩峠を示す標柱。
ここでソロ男性に出会い、その後は続々とハイカーと出会うようになった。上日川峠からのメインルートに合流した訳だ。
「南アルプスが見えますよ!」
そして・・・ど~~~~んと熊沢山! このアングルが大好きなんだ~~~~
※ コンデジで撮っていますが、感動の大きい画像はそれなりに大きく貼っています。
「うわぁ、富士も見えましたね!」
まさかこんなに見えるとは思わなかったよ。デジイチを持ってくれば良かった・・・
んん、BOOさんは?
ありゃ~、あんなに先だ。
追いかけよう。でも、撮りながらノンビリ・・・
段々と小金沢山に隠れていた富士が見えてきて、高さが変わらなくなってきた。
奥多摩の山々
熊沢山の山頂付近でBOOさんは待っていてくれた。
大菩薩峠へ向かう最後の下り路は結構歩きにくい。ここでも多くのハイカーと出会った。
10:40 介山荘前のトイレを借りた。
そして、ゴール!
続きは明日以降!