この週末は26日にオフ会の予定があり、楽しみにしていたが、諸事情により中止(>_<)
その為、25日に動くことを決めたのは、24日になってからだった。さすがに行先を決める時間もなく、帰宅途中にスマホを見ながらあれこれ考えたものの、ここぞという案は無かった。さらに25日の天気予報(都内)は「曇りのち晴れ、最高気温は15℃、桜の咲くころ」だった。この予報なら、富士が見えなくても悔しくないところにしよう・・・
結局行先を決められず、さらには帰宅が遅くなったため、山の準備もできずに22時にベッドへ。
25日は4時に起床。相変わらずこういう時の目覚めは良い。とりあえず山の準備をしながら行先を考えた。
今更バス時刻を探すのも面倒だ。それなら駅から歩き出せるところは・・・
最初に思いついたのは百蔵、扇だったが、このエムなコースを頑張って、富士が見えないのは悔しい・・・
あれこれやっているうちに胃腸が動き、出た!(^^)!
朝食をとりながら、ぼんやり自分のレポを見直してみた。
そうだ倉岳山に行こう。このタイトルを使うのは3回目(*_*;
ここは昨年春、一昨年の3月に歩いているが、その際にも「富士が見えなくても悔しくないルート」と書いている。ここは展望が得られなくても、そこそこエムな上り下りもあり、歩きそのものを楽しめるコースと言えるだろう。さらには、上記2回は梁川駅をスタートとしたが、今回は逆回りで鳥沢駅を先にすれば変化をつけられるだろう。
こうして行先が決まったのは5時を過ぎたころだった。駅すぱあとを調べ、5:48の国分寺発にあわせて家を出た。
( ゜Д゜)結構寒いじゃないか!
今回は天気予報を信じてジオラインを着ていないし、ダウンも入れていない。日が昇れば気温も上がると信じ、速足で駅へと向かった。
やってきた中央線はそこそこ混んでおり、立川まで座ることが出来なかった。
立川からは安心して(-。-)y-゜゜゜
高尾で乗り換えた松本行きはハイカー率が高かったが、鳥沢で降りたのは私だけだった。
6:43 暖房の効いた車内を出るとスゴク寒い。日が昇るまでの辛抱かな~
久しぶりの土曜山行だ。久々に堀尾さんの声を聴きながら歩くことが出来る。!(^^)!
日の出は雲の中のようだが、そこそこ色づいていた。
甲州街道を東へ進み、「鳥沢小東」の信号付近にある道標に従って右折。線路の下を通過して左へ。
集落には道標が設置されている。
集落を過ぎ、橋を渡って右折。 ※この付近は撮っていませんが、道標に従って進めば問題なしです。
日陰はこの通り、油断しているとこけそう((+_+))
7:23 獣害防止のフェンスを通過。
小篠貯水池は完全に凍結していた。
7:33 「峠道文化の森入口」付近で最初の休憩。テルモスのカフェオレで身体を温め、ステッキを出し、スパッツを履いた。
その後、沢の右側のほぼ平坦な道を進む。雪はあるが怖いところは無かった。
8:11 石仏。直進すると穴路峠で、倉岳に近いルートだが、今回も右の高畑山を目指すコースにした。
竹林の中の道を進む。
ジグザグにつけられた緩やかな登り道を進む。わかってはいたが、この付近は北側斜面の為、残雪が目立ってきた。
足元を気にしながら歩くのは面倒だ。アイゼンを履くことにした。
下をくぐって通過。
向こうに見えるのが倉岳山。直下はマゾな急登なのが良くわかるよね~
9:16 仙人小屋跡。ここから急登の始まりだ。上を見ると明らかに乾いた道なのでアイゼンを脱いだ。
桧林の中の急坂を数分登り、道標を右折。ようやく体が温まってきてフリースを脱ぐことが出来た。
左耳はイヤホンで塞がっていたが右耳で人の気配を感じた。結構速いソロ男性が近づいてきていた。ちょっと広くなったところで先に行ってもらった。この付近も凍っているところはあったが、彼がアイゼンを履かずに登っていたので、私もそのまま進むことにした・・・登りでは問題なかった。
9:49 高畑山の山頂へ。先ほどの方が居るだけだった。
富士が見えている!(^^)!
樹林帯から見上げる空はずっと薄曇りだったので、諦めていた。これはラッキー!
ブランチのお湯を沸かしている頃、ベテラン男性2人組、ソロ男性、壮年の夫婦・・・続々と到着し、そこそこ賑やかになった。この頃はそれなりに青空が見え、気温も上がってきた。
ブランチを終えたころ、ソロ男性がカメラを向けている先が気になった。
南アルプスだ!(^^)! 彼に話しかけると北岳が見えているとのこと。
この山頂は5回目だが、ここから南アルプスが見えるとは知らなかった。ちょっと嬉しかった。ただし、ご覧の通りなので、冬場限定だ。
10:41 倉岳に向けてリスタート。
まずは急下り
この付近でソロ男性、夫婦、ベテランさんの団体・・・続々と向こう側からやってくるハイカーと出会った。
倉岳が近づいてきた。
緩く上って天神山。この頃には太陽がすっかり隠れてしまった。
またまた急下り
11:10 穴路峠。左側は北側斜面なので雪がビッシリだった。
ここから倉岳へは壁のように見える急登が続く。
振り返ると木々の間から富士が再び見え始めた。また、先ほどいた高畑山の奥に南アルプスも
この急登の途中でザックを下ろしたくなかったので、そのまま進んだことをちょっと後悔。やはり気付いた時に撮らないと、シャッターチャンスを逃してしまうんだよね~
さらに傾斜がきつくなった。一昨年の3月などはここを降りた訳だが、その前に登った時の記憶は無くなっていた。これなら扇山への急登にひけをとらないかも。
新しいトラロープが設置されていた。
道標を右へ。
11:39 倉岳山山頂。5,6人がランチタイム中だった。その中に先ほど高畑山で挨拶した夫婦もいた。
ここからの富士は手前の木々が邪魔をする。
ここからは富士よりも北側の山々の展望が良い。相変わらず太陽は雲の中に隠れていたが、これだけ山々が見えていれば御の字だろう。
白谷丸ズーム
?
飛竜山など
雲取
12:09 下山開始
ここからも超急下り。乾いていたので問題なかったが、凍っていたらさぞかし大変だろう。
ふと気づくと背後に気配。先ほど山頂に居たベテランさんだ。彼は健脚で、あっという間に先へ進んでいった。
前回はこの付近を苦労して登ってきたわけだが、下りも結構大変だ。
12:40 立野峠。先ほどのベテランさんが地図を見て思案中。
今日は雪が有るのでこのCT通りにはいかないだろうな。
しばらくは乾いた道だったが、この付近は北側斜面で、この先は雪道だ。またアイゼンを履くことにした。
アイゼンを履いていると女性2人組に抜かれた。勿論(?)彼女たちはアイゼンを履いていない・・・ま、イイさ。何しろ元日にこけたことが結構トラウマになっていたのだ。
その数分後、若いハンターさんと出会った。話しかけてみた。
「イノシシですか?」
「ええ、イノシシもシカも居ます。今日は団体で猟を行っていますが、登山道を歩いている方には迷惑をかけません」
後姿をパチリ。この画像ではわかりにくいが、足袋を履いていた。
12:58 水場(といっても水の補給は無理)
沢沿いの道へ。ご覧の通りの凍り方だが、アイゼンを履いていたので安心だった。
栃ノ木の巨樹
違う角度から
その後はまた沢沿いの道へ。
先を見て、もう雪が無さそうと判断できたのでアイゼンを脱いだ。
13:59 舗装道へ。
スパッツを脱ぎ、ステッキをザックへ。さらにスマホの電波オフモードを解除して、梁川駅発の時刻をチェックしたところ、丁度15分後にやってくることが分かった。これなら間に合う!
3分前に駅前へ到着。急いでトイレで顔を洗い、ホームへ
この後は電車の接続が良く、15時半すぎに帰宅。
※ 今回は画像のサイズと揃えてみました。今までより見やすくなったでしょうか。それとも・・・ご意見をいただけると嬉しいです。
>傾斜がきつくなった
と書いてありましたが、額面どおりには受け止められません(笑)言葉と裏腹に喜んでいるようにも思えますが…
急坂がないと物足りないですよね♪
どなたなのか思い出せません。可能な範囲で情報をください。