令和元年の大晦日は夕方まで仕事!
ここ数年年末年始山行として、30か31日に自宅を出発していたが、今年は無理。これにより昨年、一昨年と初日の出は竜ヶ岳から狙っていたが、それは翌日にして、初日の出は精進湖パノラマ台で狙うことにした。それも山田屋の脇から歩くのでは無く、H19年大晦日にやったことのある本栖湖側から烏帽子岳を経由して、パノラマ台で初日の出を撮影。その後三方分山を上り下りしてバスで本栖湖に戻り、車を回収するコースを試してみたくなった。
30日に山行の準備をして、寝袋までタントに詰め込んで31日はスーツで出勤。16時半頃に帰宅して、着替えを済ませ、夕食後17:30頃に自宅を出発した。
さすがにもう大晦日だ。帰省ラッシュと重なることもなく、中央道は快調に運転出来た。宿泊ポイントの道の駅なるさわに到着したのは19:20頃。外へ出ると流石に寒いが、これくらいなら寝袋にもぐりこめば問題無いくらいだった。
この時間でもそこそこ駐車している車はあり、関東以外の車も多かった。どうやら車中泊、私と同じ目的の方も居るようだった。歯を磨いて、寝袋に潜り込んだのは20時過ぎ。日常までならこの時間に眠ることなど無いが、この日もそれほどかからずに眠ることが出来た。0時過ぎに目が覚め、小用を済ませたが、次に起きたのはアラームをセットした2:30だった。タント寝は今日も快適だった。
トイレに寄って小用を済ませ、気合いで顔を洗った。フロントウィンドウが少し凍っていたが、想定内。
道の駅から数分のセブンへ移動し、ホットコーヒーのLをテルモスに入れた。そしてレンチンしたパスタの朝食。
その後は本栖湖へ移動開始。未明のこの時間でも138号はそこそこ車が多かった。おそらくは初日の出を狙うのだろう。本栖湖や精進湖なのか、それとも竜ヶ岳なのか。国道の温度計は-2℃を指していた。もっと寒い時を経験しているので、これはマシなのか?
今回も本栖湖畔の公衆トイレへ。洋式は先客が居たが、和式が空いていた。まぁイイかと用を足した。これが大事なのだ。
この時間、精進湖や竜ヶ岳の駐車場はスゴイことになっているだろうが、観光案内所前の駐車場は数台が停まっているのみだった。自宅を出る時点ですぐに出発できるようにしておいたが、それでも着替えと荷物チェックでモタモタしてしまい、出発できたのは4:16。
この日のYAMAPの記録はこちら
クマ鈴を付け、ラジオをスピーカーにしながら歩き出した。ラジオは雑音がひどく、内容は覚えていないが、ヘッデン歩きの際は音がしていれば何でもイイのだ。
車がビュンビュン走る道を10分ほど進み、東海自然歩道の入口へ
年季の入った案内表示。
その後は精進湖パノラマ台とほぼ同じで、傾斜はそれ程でも無く、登りやすい登山道を進んだ。
この日は厚手のジオライン上下、今シーズン初のモンベルの青いウェア、ネックウォーマー、ニット帽と結構着込んでいた為、10数分で暑いのなんの( ̄。 ̄;)
ここで問題発生、ネックウォーマーを外すのが一苦労だった。何しろ、スマホとラジオとコンデジは全てネックストラップで首にかけている。この方法がなくさない為に一番なのだが、改善の余地アリだな~
30分弱で先行者に追いついた。ヘッデンの灯りでお顔は良く見えなかったが、話し声から年配の方だった。彼は烏帽子岳で初日の出を狙うという。失礼しますと声をかけ、先へ。
5:16 烏帽子岳へ
さぁて富士は・・・
(O_O) 雲がかかって見えな~い
それでもせっかく三脚を担いでいるのだ。取り敢えず三脚をセットして、デジイチタイム。
ピントはいい加減なのでひどい出来だが、証拠写真として載せておく。かなり明るめに補正している。
数分後、先ほどのベテランさんが追いついてきた。彼は日の出までここで待つという。パノラマ台はどうですかと話しかけると、向こうは人が多いだろう、静かな方がイイとのこと。私は少々賑やかでも、話し相手が居る方がイイので、予定通りパノラマ台を目指すことにした。(5:32)
そういえば、暗い時間にここを歩くのは初めて。明るい時間でも12年ぶり( ̄。 ̄;)
結局は一本道なのだが、ヘッデンの灯りではこの道で良いのか確信が持てず、周りを見回したり、YAMAPを見て方向を確かめたりと少しもたついた。
それでも5:59にパノラマ台へ到着した。明るい時間ならもっと早く着くコースなんだけどね。
ヘッデンであちこち見てはいけないが、先客は4.5人。勿論(?)三脚をセットした方も居た。相変わらず富士も見えていないし、ここに長時間居るわけだ。先ずはモンベルダウンを山ウェアの内側に着た。そして、前日にベンジンを入れるところまで準備しておいたハクキンカイロに火を点け、ポケットへ。これでOKだ!
三脚をセットしようとしたら、前の方が少し場所を空けてくれた。感謝!
相変わらず見えていないが、デジイチタイム!
6:11
周りに居た方にボンヤリ話しかけてみた。ゴツい三脚にゴツいカメラをセットした方はニット帽にネックウォーマーでメガネをかけ、お顔は良く見えなかったが、思ったより若い方。なんと今日が初めての登山とのこと。それでも4時からここに居るという。ここはSoftBankでもアンテナが立つので、過去レポから7:05位が日の出のはずなんてことを言いながらダイヤタイムを待った。
6:21 おお、希望が湧いてきた!
6:33 イイ色だ~
※WBをいじっているのでどの色が本物に近いのか分かりませんm(_ _)m でも、色の変化が楽しい時間でした。
6:42
3時頃セブンで入れたテルモスのコーヒーを少しずつ飲んでいたが、追加で暖かいモノが欲しくなった。
アルファ米オニギリに熱湯を入れ、余ったお湯でワカメスープを作った。これが美味しかった~
続々とハイカーが詰めかけ、賑やかになってきた。パノラマ台の山名標(H30年の12月に撮影したものはこちら)
での記念撮影大会が始まっていた。中にはアルパカのぬいぐるみを載せて撮る人も居て、若い女の子2人組の歓声を浴びていた。
6:56 この時間、富士は隠れていた
7:00 あれ、過去レポより早い?
※過去レポはH25年で、太陽の位置に雲があり、その上から出たため、7:05と書いていたが、その翌年はこの時間だったようだ。スマホで操作すると丁寧に見られないんだよね・・・
7:01 良いタイミングで山頂の雲がとれた。
ヾ(^V^)K、ステキな初日の出じゃないか~
少し前から手持ちに切り替えていた。今度は縦構図で
早速、あけましておめでとうございますと速報をアップした
7:05 雲の動きは早く、太陽を隠してしまった。でも、こういう撮り方も楽しい。
日の出の後、多くの方は帰って行った。
先ほどの若い方に記念写真をお願いした。アルファ米オニギリを咥えている。「こんなものもブログに載せてるんですよ~」
元の写真はど逆光の為、無理矢理補正したので不思議な出来になっている。
上述の若い方に手軽に登れて富士がキレイなポイントを教えたり、ノ~ンビリしていた。
その頃、ベテラン男性5,6人と女性一人の賑やかなグループが到着した。彼らの記念写真を引き受けたが、女性のスマホ、男性のコンデジ、また別の男性のスマホとそれぞれ数回撮った。
「も~、一度撮ればLINEで回すのにさ~、お兄さんに迷惑をかけちゃうでしょ~」
先を急ぐわけでは無いので、こちらは全然苦にしていない。拙ブログをご覧の皆様はいつも通りだと分かりますよね。
さらに、日の出はどうでしたかとの問いかけに待ってましたと言わんばかりで上に貼った画像を見せると彼女はそのモニターを撮ったりして(^_^;)
帰宅したらブログにアップしますよと宣伝したり・・・ホント、こういうのが楽しいんだよな~
7:43 数百人(?)の人達が居るはずの竜ヶ岳はちょっとキビシイか・・・
と思いつつなぜか雨ヶ岳メインで撮っている( ̄。 ̄;)、
富士の方向はこれだからね。
多くの方は降りていった。さて、こちらは三方分山に行くとするか
続く