数年来チャンスを狙っていたがなかなか機会を得られなかったアカヤシオ、今年こそ見てみたい!
ネットをあれこれ見ているうちに、ほんの数日前に武甲山から縦走した際に小持山で咲いていたというレポを発見した。
奥武蔵といえば埼玉県在住のボブさん、奥武蔵は彼のホームグラウンドだ。昨年こどもの日には蕨山を一緒に歩いた。28日に連絡したが快諾の返事をもらった。武甲山一ノ鳥居は早朝に行かないと駐車場が埋まってしまうとのこと。前日に芦ヶ久保道の駅でタント泊し、当日6時にボブさんと合流する約束になった。
29日は夕食を済ませ、19:20に自宅を出発した。府中から芦ヶ久保までは59kmと表示されており、距離的には山梨に行くよりも近いのだが、小金井、小平と車が多く余り進まず、所沢周辺まではガマンガマンだった。国道299号に入り、ようやく流れるようになった。
道の駅に到着したのは21:10頃。ここに来るのは去年3月、小鹿野のセツブンソウを見に行ったとき以来だ。そういえばこの時は府中街道経由だったのに、今回はまったく違うルートだった。同じナビを使っているのにね。
広い駐車場に停まっている車は7,8台といったところ。
ここのトイレはなかなかキレイだった。小用を済ませ、21:30過ぎにベッドへ。
国道の直ぐそなので、車の音はそこそこ聞こえていたが、疲れも有り、比較的早く眠れたと思う・・・
ブォンブォン、ブロロ・・・
なんじゃこりゃぁ!
時計を見ると1:05(T_T)
窓の外を覗いてみたところ、車の数が随分増えている。若者が多い感じだ。
今時、暴走族か? いや、それとも雰囲気が違う・・・
いずれにしても、これじゃあ眠れない。
昨晩のうちに第一駐車場から数十m(?)離れた所に第二駐車場があるという表示を見つけていた。タントのヘッドレストはそのままに、とりあえずシートだけを戻し、タントを第二駐車場まで移動させた。ここはトイレがないものの、静かなことは間違いない。どうにか寝ることが出来た。
4:30のアラームで起床。さすがに眠いが仕方ない。再び第一駐車場に戻った。幸い、若者達はもう居なかった。
5:17 このように駐車スペースはかなり広い。ここに多くの族車?がつめかけていた。
トイレ前にあった地図
小用を済ませ、自販機で暖かいお茶を買った。さすがにこの駐車場でコッフェルを使うのはマズいと思ったわけだ。
昨晩の夕飯の残りをタッパーに詰めたもので朝ご飯を済ませた。
ボブさんが来るまでに出すものを出したいがなかなか便意が起きなかった。
5:20頃、ようやくもよおしてきたのでトイレへ。嗚呼、個室が埋まってるぅ(>_<)
待っているときにボブさんが到着した。んん、まだ5:35だ。約束は6時なのに、いつもながら律儀な人だ。
事情を話し、少し待ってもらった。
空いた個室は和式(^_^;)、量はイマイチだったが、どうにか出た。そして、和式なので長居はできない。
ボブさんの所へ戻り、未明に起きたことを話すと、「族」ではなく、「走り屋」ではないかとのこと。
さすがに近くで撮れなかったが、上画像「↓」の車は恐らく未明の仲間ではないか。
まぁ詳しいことは分からないが、とにかく迷惑な奴らのお陰で睡眠不足だ(>_<)
ボブさんの後ろについて武甲山登山口を目指し、299号を西へ。数分で「武甲山登山口」の表示を左折した。
んん、ボブ車がハザードを出した。タントもハザードを出して停車。
ボブさんが出てきて、「撮らなくて良いんですか?」と聞いてきた。さすが~、ボブさんは気配りの人なんだなぁ。
日曜だというのに、石灰岩を加工する工場はなにやら作業を行っていた。すれ違うのはキビシイ幅の急坂をぐいぐい上がった。
駐車場は殆ど埋まっており、ちょうどボブ車とタントが停まったところで正規のスペースは最後になった。
ボブさんはここに何度も来ているが、こんなに早く埋まったことはないと驚いていた。約束通り道の駅6時集合でその後移動していたら、一旦戻って路肩に停めないといけなかったわけだ。GWとは言え、ここ武甲山が人気の山なのだと分かった。
この時間はまだちょっと肌寒い感じだった。ラガーシャツにウィンドブレーカーを羽織り、6:18に出発!
表参道を通って武甲山へ。時計と反対回りで小持山、大持山、妻坂峠を通ってここに戻ってくるプランだ。
歩き始めは微妙に舗装された道を進む。早い人には先に行ってもらいながらノンビリ登った。
N「あ、三丁目! でも、一丁目はどこにあったの?」
B「ちょっとわかりにくい所にあるんすよ。戻ったときに教えますね」山頂が52丁目とのこと。
B「ほら、結構キレイっすよ」見所をガイドしてくれた。
マスの飼育場?
延々続く似たような道。結構飽きてきた(^_^;) 後から思えばこの付近が単調で一番きつく感じた。
お、水場だ!
今日はペットボトル500mlを2本担いでいるが、せっかくだから飲んでみた。
美味~~~~い!
ヒナスミレ
エイザンスミレ
ナガバノスミレサイシン。他にタチツボがちらほら見られた。
三十丁目を過ぎたところでデカイ杉の木を見つけた。
落雷にあったのか?
でも、これよりもデカイ木があるという。ここからは先に行って欲しいとのこと。楽しみにして進んだ。
ほんの数分で、それは姿を現した。(7:28)
おお、スッゴ~~~~~~イ!
大きさを比較できるようにボブさんにカメラを託した。
さらにボブさんが近づいてきた。なるほど、見上げるアングルか・・・
「もう一枚撮りますよ~、そのポーズで頑張ってくださいね~♪」首が攣りそうだった(^_^;)
この大杉の広場には数人が休みをとり、また続々とハイカーが詰めかけていた。ホント人気の山なのだ。
数分休んでリスタート。ここは左側にも登山道があったが、崩落しているので通行止めになっていた。
急にゴツゴツした岩が出現し、随分雰囲気が変わった。ボブさん数十m向こうを指し、ここだけが違うと教えてくれた。
何人かがこうして水を運んでいた。山頂にあるトイレの水をボッカしているとのこと。
じぐざぐ路に変わった。雰囲気的に山頂が近そうだ。
お、コガネネコノメ!
N「なんなの、ここは?」
B「ほら、あそこから転がり落ちたんじゃないっすか」
8:21 山頂直下(五十一丁目)
ボブさんはトイレに寄るという。一足先に山頂へ。
狛犬ではなく、オオカミ!
さっきの水はここへ注ぐのか。
登ってみた。右側のフェンスの向こう側は立ち入り禁止らしい。
フェンスに沿って進む。
8:27 なるほどここが山頂か。
よぉし、デジイチタイム!
※ この時間は霞んでしまい、モニターで見てもハッキリ写りませんでした。よって、以下の画像はすべてコントラストを強調しています。
浅間山
谷川連峰
ボブさんが追いついてきた。今日最初の記念撮影!
山頂は混雑してきた。ボブさんの提案で先ほどのベンチまで戻ることにした。
「ほら、ここが五十二丁目っす」
ここのトイレは水洗でキレイ!
次回来ることがあったら水を運ばないとね。
もう眠いです。続きは明日!
アカヤシオも咲くのですね。
その前のサイテーの皆さんと歩いたときも真冬ですから、トイレは閉鎖されていたでしょう。
アカヤシオはこのレポの続きをご覧ください。