暑いですね~、と云う言葉が挨拶がわりに口をついて出てくる季節になりました。
今日は30度の予想、東向きの部屋はすでに気温がかなり上がっています。
暑いと云えば、大阪でも住民投票を前に、熱い戦いが繰り広げられているようです。
20代の頃、大阪に2年ほど暮らしたことがあるので、まったくの他所事とも思えません。
二重行政の無駄を無くす、いや、無駄にはなっていない・・・・実態はどちらかわかりませんが。
賛否拮抗、伯仲と伝えられていますが、結果はどうなるのでしょう?
大阪での思い出は、ふぐ、どあほう、女の抗争。
仕事帰り、ガード下の一杯飲み屋、てっちり、てっさを肴にひれ酒をよく呑んでいました。
東京だと、ふぐは高いイメージがありますが、そんなことはありませんでした。
どあほう、の言葉を初めて聞いた時は、何とガラの悪い町だ、と思ったものです。
休みの日、仲間のクルマに乗って生駒山かどこかへ行った時のこと。
慣れない山道にぐずぐずしていたら、対向車の運転手が「何さらしてんじゃい、どあほう!」
アルバイトの女性を2人雇っていました。
どちらも30代、わたしから見ると十分なおばさん、いえ、おねえさんでした。
その彼女たちに、仕事を与えるのもまだ初々しかったわたしの役目です。
ところが、この2人、何かにつけて張り合うのです。
こうなのよ、ああなのよ、とそれぞれ相手のいない時に、わたしに告げ口、陰口。
ばかもの、いい加減にしろよ~、と何度ココロひそかに思ったことか・・・・。
でも、そうした彼女たちにちゃんとした仕事をしてもらうのがわたしの役目。
考えようによっては、おねえさんがたに鍛えられてもらったようなものです。
おかげさまで、わたしの辛抱強さ、我慢強さは、その2年で培われました。
おんなの抗争から大阪抗争,ではなく都構想に話を戻します。
大阪都抗争にしても道州制にしても、行政単位を広く大きくしようという方向です。
逆の考えというのはないものでしょうか。
もっと地域をコマギレにして自治の単位を小さくする。
江戸から明治へ変わる時に廃藩置県をやりましたが、その逆の廃県置藩をやるわけ。
二重行政の無駄を無くすのが目的なら、それまた一つの手の気もしますが?