バイオレットのお絵かき☆ダイアリー

折々に描いた俳画や水彩画を展示して、勉強の励みになれば…
そんな想いで、また新たな出発です。

ビアガーデンの思い出

2005-07-25 09:43:00 | Weblog
バックアップした CD-R の整理をしていて、動画ファイルを開いたら、
思いがけず母の顔が映し出されました。
ベッドに横になっている母が、珍しく笑っているのです。
それに笑い声も聞こえます。
調べたら、亡くなる3ヵ月前のものでした。
たまたま機嫌がよかったので、カメラを向けたのを覚えています。
お母さんったら、夢に現れないと思ったら、
こんなところに顔を出してくれたのね。
あまりの懐かしさに、胸がキュ~ンと張り裂けそうになりました。 

母が元気な頃は、暑い夏の宵、よく庭でビアガーデンを開いたものです。
ビールとおつまみを庭に持ち出し、家族で飲むビールの味の美味しかったこと!
夜空の星を眺めながらの楽しいおしゃべり・・・
そんなビアガーデンももう随分していません。
母がいないビアガーデンなんてつまらないですものね。
きっと母のことを思い出して、もっともっと辛くなるでしょうし・・・

「冬のソナタ」の中で、チュンサン(ペ・ヨンジュン)を失った
ユジン(チェ・ジウ)が言うこんな台詞があります。

「何ひとつ変わっていないのに、その人だけがいないという感じが
わかりますか? その淋しさがどんなものかわかりますか?」

これは、冬ソナの中で、私が一番心に残った台詞です。
本当にその通り! 
自分のまわりは何もかも以前と変わらないのに、
母だけがスーッといなくなってしまったんですもの・・・

母が亡くなって3年が経ったというのに、
動画の中の母を見たら、無性に母に会いたくなってしまいましたわ。
コメント
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