バイオレットのお絵かき☆ダイアリー

折々に描いた俳画や水彩画を展示して、勉強の励みになれば…
そんな想いで、また新たな出発です。

日本沈没

2006-07-27 08:44:20 | Weblog
レディースデーを利用して、映画「日本沈没」を観てきました。
私、以前から結構 草なぎ君のファンなんです。
というのも、彼、雰囲気的に私の甥とちょこっと似ているような気がするものですから・・・

大体想像していたような感じで物語は進行していきましたけど、
それにしても、地震や噴火、それに津波はCGを駆使してかなりの迫力でしたよ。
残念ながら、前回(30年くらい前でしょうか?)の映画を観ていないので比較はできませんが、
今回の映画に関して言えば、かなり良かったです。

草なぎ君は、小野寺という潜水艇のパイロットの役で、最後は愛する人々を救うために、
自らを犠牲にして自然の猛威に立ち向かっていくのですが、
結構淡々とした演技で進んで行くんですけど、
実はそこに温かい人間味があふれている。そんな感情がよく表されていました。

特に柴咲コウ演じる玲子との最後の別れの場面で抱き合うシーンは、
2人の横顔が映し出されて、すごく印象的で感動的に仕上がっています。
それにバックに流れる曲もいいですよ~。

日本沈没は絶対にありえないとは断言できないことだと思いますし、
もし、こんなことが起こったとしたら、果たして私たちはどんな行動をとるのでしょうか?
愛する日本と運命を共にする・・・とか、海外脱出を試みる・・・とか・・・
「愛」や「命」さらには「人間」というものについて色々と考えさせられる映画です。

小野寺の実家は福島県の造り酒屋みたいですけど、軒先のツバメの巣に、
ここ3年程来なかったツバメが、最後に飛んで帰ってきます。
あれはきっと小野寺の魂が帰ってきたんだろうと思います。
って言われても、ご覧になってない方にはわかりませんでしょうけど・・・

ただひとつ気になったのは、あんな極限状態の時でさえも、
大臣役の大地真央がきれいにお化粧していること!
あれにはちょっと違和感を覚えますわぁ。

とにかく私的にはこの夏結構オススメの映画なので、もし良かったらご覧下さいね。
2粒ほど 涙もこぼれます。
一日一日を大切にしたい! 人に対して優しくありたい! そう思える映画です。
コメント
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