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チャーリー・ウィルソンズ・ウォー

2008-05-30 21:45:38 | 活弁見聞録
ズレ:「この手の実話ベースの映画を見るたびに、国家的陰謀秘話級のネタがサラッとコメディタッチの作品に仕上がっちまうところがアメリカさんの懐の深さと感服させられるわな。
 既に歴史の1ページとなった感もあるソ連のアフガン侵攻を昨今の状況を踏まえて再度おさらいさせていただいた按配で、後日談となるべきアフガンでの疲弊からのソ連邦の崩壊・アメリカの武器供与と訓練に起因するテロ勢力の擡頭・未だ政情定かならぬ西域中東の混迷等々を承知したうえで振り返るてぇと、この映画では素朴な義侠心から始まったように見える行為がその後の歴史を大きく変えたことに慄然とするようだぜ。
 お気楽ぶりにかけちゃ日本の先生方も遜色ないかもしれないけど、少なくとも一人の議員がいくら音頭を取ったところで莫大な軍事予算が発動されるなんてことは考えられない日本の政治は果たして幸いなのか不幸なのかと問い掛けられてもいる感じじゃねぇか」
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