近江八幡市内の小中高校生らを対象にしたふなずしづくり体験が17日、琵琶湖に浮かぶ沖島であった。
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↑写真:中日新聞より
郷土の伝統食や湖魚を使った料理に親しみを持ってもらおうと、来年7月に創立65年を迎える近江八幡ロータリークラブ(RC)が記念事業のスタートと位置付け企画。
近江八幡市緑の少年団やむさっ子食堂、近江兄弟社高インターアクトクラブなどRCと交流がある団体の子どもを招待し、保護者や指導者らを含め60人が参加した。
沖島の漁師が水揚げし、塩切りしたニゴロブナ150kgを用意。
沖島漁協の奥村繁組合長ら7人から手ほどきを受け、午前はフナを洗ってうろこやぬめりを取り除き、キッチンペーパーで水分を取った後、干して乾かした。
午後のたる詰めまでの間、漁協女性部「湖島婦貴(ことぶき)の会」のアユのつくだ煮づくりを見学し、島民の案内で島内散策も楽しんだ。
八幡小4年の高坂美由紀さんは「ふなずしづくりは初めて。うろこを取る時、力加減が難しかった」と振り返り、RCの鈴木賢司会長は「島民と交流でき、郷土愛をはぐくむ機会になったのでは」と話した。
<中日新聞より>