滋賀県製麺工業協同組合が主催する「近江中華麺」を使ったレシピコンテストが4日、能登川コミュニティセンターで開かれた。審査の結果、麺と彦根味噌を合わせた「たんたんと作る担々麺」がグランプリに選ばれた。
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↑写真:滋賀報知新聞より
今年夏に販売された滋賀県産の小麦「びわほなみ」100%使用の冷やし中華麺「中華近江麺」に親しんでもらおうと、麺を開発した同組合が開くレシピコンテストで、これまで毎年開催してきた近江ソフトめんを使用したレシピコンテストに代わって開催。
今年も調理師学校の学生などから約40のレシピが集まり、そのうち選抜された8のレシピがこの日、八日市調理師会と甲賀市調理師会の手で再現された。
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↑写真:滋賀報知新聞より
料理に精通する審査員らのもと、おいしさ、見た目、独創性、滋賀らしさ、作りやすさの5つで採点された。
会場には、もちもちした食感とさわやかなのどごしが特徴の中華麺を生かし、近江牛や赤こんにゃくなど滋賀の特産品を合わしたものや、滋賀の歴史文化を見た目や味で表現したものなど、バラエティーに富んだ完成度の高いメニューが並び、審査員らをうならせた。
結果、グランプリには、彦根総合高校の生徒が考えた「たんたんと作る担々麺」が輝き、続く2位には、レモンと赤こんにゃくを盛りつけたラーメン風の「レモン香る鶏白湯ラーメン」、3位には、カリッと焼いた麺で地場野菜とサーモンを挟んだ「麺バーガーwith彦根」が選ばれた。
グランプリの表彰は15日に甲賀市まちづくり活動センターで開催される「食の祭典inしが」で行われる。
審査を終え同組合の冨江彦仁理事長は「今後の麺開発の参考になるレシピも多かった。これらのレシピがご当地メニューとして提供できる機会があれば」と話した。
審査を終え同組合の冨江彦仁理事長は「今後の麺開発の参考になるレシピも多かった。これらのレシピがご当地メニューとして提供できる機会があれば」と話した。
<滋賀報知新聞より>