東近江市の永源寺地区は昔から「永源寺こんにゃく」が有名である。
永源寺こんにゃくとは、
こんにゃくが作られた背景として、永源寺の開祖である寂室元光が、大陸から芋を持ち帰ったのが起源とされている。
永源寺周辺で作られていき、また自家消費されることを繰り返していく中で永源寺では精進料理に、周辺地域の農家では家庭料理として浸透して行った。
↑写真:こんにゃく工房HP
こんにゃく芋の生産地である滋賀県東部に位置する東近江市永源寺地域は、北東の鈴鹿山脈からの澄んだ空気に加え、山あいの土地特有の傾斜を利用することで、畑の水はけが良くなり、直射日光も遮り、土の表面温度が上がらないようなる。
↑写真:こんにゃく工房HP
生育課程で過度な温度変化を好まず、水分をあまり必要としない、芋は大きく栄養豊かに育つ。そうして3年という年月をかけ、できあがるこんにゃくは、風土を活かした水・空気と独自の製法により独特の風味と食感を生み出す。
↑写真:京都新聞より
こんにゃく工房では、昔ながらの生芋からの製造にこだわり、こんにゃく粉を使った製造を一切せず、種芋からすべて滋賀県永源寺地域での自家生産を行っている。また製造課程においても地場のもののみを使い、安心で安全な商品を届けている。
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