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絵像と立像、聖徳太子信仰めぐる史実 東近江の太子堂で講演会

 聖徳太子没後1400年の節目に合わせて、聖徳太子を描いた絵像「聖徳皇太子尊影」を祭る東近江市垣見町の「太子堂」で9月11日、聖徳太子を題材とした講演会が開かれた。地域住民ら約50人が聴講した。

↑写真:中日新聞より

 講師には、絵像のモデルとなった国重要文化財「聖徳太子立像」がある水戸市の善重寺の藤本貫大住職らが登壇。
聖徳太子が日本で仏教を広めた歴史や立像の特徴、聖徳太子信仰が生まれた経緯などを紹介した。
 絵像と立像の関連は、3〜5月に東近江市内の能登川博物館であった聖徳太子関連の企画展に向けて、学芸員が東近江市内の史料を調査する中で判明した。
 
 太子堂を管理し、講演会を主催した近江上宮会代表役員の出路敏秀さんは「太子堂の絵と善重寺の像につながりがあるという歴史を地域の方に知ってもらえたら」を話した。

<中日新聞より>
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