”スローライフ滋賀” 

「苺湖(いちご)どら焼き」デビュー(大津市)

 滋賀県初のオリジナルイチゴみおしずく」を用いた新作スイーツ「苺湖(いちご)どら焼き」が10月8日8(火)~、セブン―イレブン名神高速草津パーキングエリア上り店(大津市月輪5)、セブン―イレブン大津平津店(大津市平津1)、セブン―イレブン大津神領店(大津市神領3)の3店舗限定で通年販売が始まった。「みおしずく」を用いた商品が通年販売されるのは初の試みとなる。


 同商品を共同開発したセブンイレブンコンビニ3店のオーナーを務める藤元啓之さんと長崎県で200年以上続く老舗和菓子店「杉谷本舗」(長崎県諫早市)の8代目社長を務める杉谷達成さんらがこのほど滋賀県庁で記者会見を開き、新商品をPRした。
 同商品は「滋賀県産の原材料を生かしたオリジナル商品で滋賀県のおいしい食材を全国に知ってもらい、生まれ育った滋賀県に恩返しができないか」と考えた藤元さんがコンビニ本部に相談したところ「杉谷本舗」を紹介されたことを機に、昨年9月、共同で新商品の開発に乗り出した。

杉谷本舗                                           https://sugitanihonpo.co.jp/

 「杉谷本舗」がカステラ職人の技が存分に発揮されたどら焼きを代表的な商品の一つとしていることから、藤元さんは「滋賀県らしいどら焼きとは」を追求。経営する3店の従業員全員から意見を聞き、「和洋双方の愛好者から愛される素材」として「みおしずく」に着目した。
 藤元さんらから送られた新商品アイデアを元に、杉谷さんが試行錯誤を繰り返し、今年9月に「苺湖どら焼き」が完成した。杉谷さんは「滋賀県への熱意が込められたアイデアをできる限り実現させようと取り組んだ」と語る。

 「香りと食感にこだわった」という新商品はイチゴの粒感が感じられる餡をしっとりとしたどら焼き生地に包むことで、「みおしずく」のおいしさを際立たせている。また、パッケージは「和の上品さと琵琶湖の恵みから誕生した」ことを想起させる水色の爽やかな色合いでデザインされている。

 関係者らは「『みおしずく』の認知度向上と県の農業振興の一助になり、いつまでも滋賀県や琵琶湖を愛してもらえるように親しんでもらえたら」と述べている。

 「苺湖どら焼き」は1個270円、4個入り1080円(各税込価格)で販売中。

<記事・写真: 滋賀報知新聞より>

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