湖南市では、栽培が途絶えていた伝統野菜、「朝国ショウガ」の復活に取り組み、9月30日に初めての収穫が行われた。
「朝国ショウガ」は、江戸時代から昭和初期にかけて、湖南市の朝国地区で栽培されていた「小しょうが」という品種で、湖南市が伝統野菜として復活させようと、ことし4月に初めて植え付けを行った。
「朝国ショウガ」は、江戸時代から昭和初期にかけて、湖南市の朝国地区で栽培されていた「小しょうが」という品種で、湖南市が伝統野菜として復活させようと、ことし4月に初めて植え付けを行った。
9月30日から収穫作業が始まり、湖南市の職員などがひと株ずつひき抜いたあと、水をかけながらブラシで丁寧に土を落としていた。
今年は、8月の長雨で畑の水分量がほどよくなり、順調に育ったということで、収穫を終える10月末までに80kg以上が収穫できそうだという。
「朝国ショウガ」は、一般的な「大しょうが」に比べて辛みが強く、漬物に適しているということで、収穫されたものは全て漬物に加工され、10月下旬の販売を目指すということである。
<NHK大津より>
伝統野菜「朝国ショウガ」を栽培(滋賀県湖南市)
https://blog.goo.ne.jp/ntt000012/e/08cd548d9a2b6b2383ccc2385377cee8