ニュイ☆別館

温泉旅行あれこれ
塩素消毒しない
源泉かけ流しの宿

蓼科高原 ホテルハイジ②~

2009年09月14日 | 蓼科高原 ホテルハイジ

蓼科高原 ホテルハイジ② 露天風呂
http://www.hotelheidi.co.jp/

 

中庭の外れに、露天風呂がある。
比較的最近作ったらしい。
部屋には、露天風呂に行くのに便利なサンダルが備えてある。
備品の寝巻きはあるが、部屋の外で着られる浴衣やリゾートウエアは無いので、自分の服を着ていく。
タオル類は脱衣所に備えてある。
「浸かるためだけの露天風呂」なので、石鹸、シャワーの類は備えてない。
体を流すための、上がり湯はある。

まず、部屋のお風呂で体を洗ってから、露天風呂へ出かけた。

 

 
中庭から撮った建物。
写真左方向へ行くと↓のような散歩道が露天風呂へと続く。

 

 
足元はそんなに悪くないけど、ヒールだと歩きにくいかも。

 

 
手前右が女湯。奥の青い暖簾が男湯

 

 
 

 

 
脱衣所。中はとてもきれいに掃除されている。

 

   
脱衣所窓から見下ろした露天風呂。
緑に囲まれて良い雰囲気
フラッシュなし。

脱衣所出るとまず、上がり湯が注がれる槽があり、それを手桶で汲んでかけ湯する。
そこから階段3段下がると湯船がある。

階段の上から見下ろした浴槽。
野趣溢れる雰囲気だが、綺麗に掃除してあり葉っぱとかゴミなど何も落ちていない。
屋根も付いているので雨に濡れる事もない。

 

「源泉100%」??

露天風呂に行くと、強い塩素の匂いに気付いた。
脱衣所の成分表を見たら「塩素消毒あり」の表示。
匂いも強いし、カブれるとイヤなので、残念ながら温泉は諦めた

帰宅後、HPを確認したら「源泉100%かけ流し」と書いてある。

「塩素消毒あり」なのに、「源泉100%」とはどう解釈すればいいのだろう
混乱してしまった。

お湯に塩素を混ぜている場合
何かを混ぜたら「100%」ではないわけで、
塩素を混ぜているなら当然「源泉100%」とは表示できないはず。
塩素入りなのに、「源泉100%」と表示したら、事実と異なる虚偽の表示になってしまう。この場合「源泉かけ流し。塩素添加あり」と表示すべき。

・掃除の時のみ塩素を使っている場合
「掃除の時には、浴槽を塩素系洗剤で洗うけど、
掃除の後、その塩素は綺麗にすすぎ流し、
浴槽に張る温泉には塩素を混ぜていない」という場合は、
お湯に塩素が入ってないので「源泉100%」と言えるだろう。

ホテルハイジの「塩素消毒」がどちらのタイプなのか、あるいはどちらも併用なのかわからないが、次回リピートする時は確認したいと思った。

                        

私は皮膚がかぶれやすいので、温泉に何度も浸かる目的の旅行であれば、塩素入り風呂は避けるようにするが、

施設によって事情は様々だから、一概に「塩素消毒しているから悪い宿」とは思わない。

湯量の少ない所とか温泉に恵まれない分、サービスや料理を工夫している魅力的な宿は、たくさんある。

実際、ホテルハイジは、雰囲気や料理が気に入って、温泉が無くてもリピートしたい気持ちになった。

不利な情報はなるべくうやむやにしたい気持ちもわかるが、
ごまかそうとしたり、事実と違う表示をすれば、うさん臭い印象を与えて、
かえって信用を失ってしまう。

不利な情報でも、正直に明確に表示している施設の方が誠実で好感が持てるのは言うまでもない。

 ……と、思うのです。

 

目次のページへ戻る
ニュイ別館 塩素消毒しない源泉かけ流しの温泉宿中心

 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿