(内容)
「子どもを、返してほしいんです」
親子三人で穏やかに暮らす栗原家に、ある朝かかってきた一本の電話。
電話口の女が口にした「片倉ひかり」は、だが、確かに息子の産みの母の名だった…。
子を産めなかった者、子を手放さなければならなかった者、両者の葛藤と人生を丹念に描いた、感動長篇。
辻村深月の作品は以前、評価の高かった作品を読んだけど、あんまりピンと来なかったので、自分には合わないのかなあ?と思っていた。
でも、昨年発売されたこの小説はかなり良さげだったので、ずっと読んでみたかった。
図書館の予約などでこの時期にようやく読めた。
しかも、今、ドラマがやってるらしい。
特別養子縁組という難しいテーマを題材に、それに関わる人たちのことが描かれている。
感想は…とにかく良かった!
全体の構成も素晴らしいし、人物の描写もよくイメージ出来る。
そして、何よりエピローグが良かった。
本屋大賞5位なんて、もったいないなあ…
今年のベストブック上位に挙がるくらい、良かった。

★★★★★
「子どもを、返してほしいんです」
親子三人で穏やかに暮らす栗原家に、ある朝かかってきた一本の電話。
電話口の女が口にした「片倉ひかり」は、だが、確かに息子の産みの母の名だった…。
子を産めなかった者、子を手放さなければならなかった者、両者の葛藤と人生を丹念に描いた、感動長篇。
辻村深月の作品は以前、評価の高かった作品を読んだけど、あんまりピンと来なかったので、自分には合わないのかなあ?と思っていた。
でも、昨年発売されたこの小説はかなり良さげだったので、ずっと読んでみたかった。
図書館の予約などでこの時期にようやく読めた。
しかも、今、ドラマがやってるらしい。
特別養子縁組という難しいテーマを題材に、それに関わる人たちのことが描かれている。
感想は…とにかく良かった!
全体の構成も素晴らしいし、人物の描写もよくイメージ出来る。
そして、何よりエピローグが良かった。
本屋大賞5位なんて、もったいないなあ…
今年のベストブック上位に挙がるくらい、良かった。

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