(内容)
廃業した病院にやってくる、十二人の子どもたち。
建物に入り、金庫を開けると、中には1から12までの数字が並べられている。
この場へ集う十二人は、一人ずつこの数字を手にする決まりだった。
初対面同士の子どもたちの目的は、みんなで安楽死をすること。
病院の一室で、すぐにそれは実行されるはずだった。
しかし、十二人が集まった部屋のベッドにはすでに一人の少年が横たわっていた。
彼は一体何者なのか、誰かが彼を殺したのではないか。
このまま計画を実行してもいいのか。
この集いの原則「全員一致」にのっとり、十二人の子どもたちは多数決を取ろうとする。
性格も価値観も環境も違う十二人がぶつけ合う、それぞれの死にたい理由。彼らが出す結論はー。
直木賞候補作にノミネートされてたし、なんといってもタイトルが斬新過ぎて気になり、図書館で予約した。
それほど待たずに借りることが出来た。
内容的には新たなジャンルのミステリーでプロローグからすんなり入っていけて、どんどん読む進むことが出来た。
12人の登場人物に最初は戸惑うものの、話が進むにつれてわかりやすくなる。
終盤までハラハラドキドキ感もある。
でも、最後がなんか納得いかない。
最終的にはハッピーエンドなんやけど、読了後はなんとなくイマイチの感じやった。
若い人の切なさがつまってたけど、今の子たちって、こんなに会話を求めてるのか?という部分も引っかかった。
★★★☆☆
廃業した病院にやってくる、十二人の子どもたち。
建物に入り、金庫を開けると、中には1から12までの数字が並べられている。
この場へ集う十二人は、一人ずつこの数字を手にする決まりだった。
初対面同士の子どもたちの目的は、みんなで安楽死をすること。
病院の一室で、すぐにそれは実行されるはずだった。
しかし、十二人が集まった部屋のベッドにはすでに一人の少年が横たわっていた。
彼は一体何者なのか、誰かが彼を殺したのではないか。
このまま計画を実行してもいいのか。
この集いの原則「全員一致」にのっとり、十二人の子どもたちは多数決を取ろうとする。
性格も価値観も環境も違う十二人がぶつけ合う、それぞれの死にたい理由。彼らが出す結論はー。
直木賞候補作にノミネートされてたし、なんといってもタイトルが斬新過ぎて気になり、図書館で予約した。
それほど待たずに借りることが出来た。
内容的には新たなジャンルのミステリーでプロローグからすんなり入っていけて、どんどん読む進むことが出来た。
12人の登場人物に最初は戸惑うものの、話が進むにつれてわかりやすくなる。
終盤までハラハラドキドキ感もある。
でも、最後がなんか納得いかない。
最終的にはハッピーエンドなんやけど、読了後はなんとなくイマイチの感じやった。
若い人の切なさがつまってたけど、今の子たちって、こんなに会話を求めてるのか?という部分も引っかかった。
★★★☆☆