(内容)
「会社を辞めて、これからどうするつもりなんですか?」リストラ面接官として村上真介が今回対峙するのはー鼻っ柱の強い美容部員、台湾に身売りした家電メーカーのエース研究員、ペースを狂わせる不思議ちゃん書店員。そして最後にクビを切られるのは、なんと真介自身!?変わりゆく時代を見据え、働くこと=生きることの意義を探す人々を応援する人気シリーズ、旅立ちの全四話。
「会社を辞めて、これからどうするつもりなんですか?」リストラ面接官として村上真介が今回対峙するのはー鼻っ柱の強い美容部員、台湾に身売りした家電メーカーのエース研究員、ペースを狂わせる不思議ちゃん書店員。そして最後にクビを切られるのは、なんと真介自身!?変わりゆく時代を見据え、働くこと=生きることの意義を探す人々を応援する人気シリーズ、旅立ちの全四話。
少し間が開いてしまったが、シリーズ5作目で最終作。
完全に登場人物のキャラや設定も頭の中にインプットされているので、すらすらと読むことが出来た。
4篇の短編で構成されているが、最後の短編はリストラとは関係なく、村上真介自身の話。
あまり書くとネタバレになるので…
好きなのは「さざなみの王国」。
登場する女性の設定が興味深かった。
楽しみに読んでいたシリーズが最後を迎えるのは寂しく感じる。
また、シリーズ全編通して再読してみたいと思う。
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★★★★☆