(内容)
衆人環視の中、首相が爆殺された。そして犯人は俺だと報道されている。なぜだ?何が起こっているんだ?俺はやっていないー。首相暗殺の濡れ衣をきせられ、巨大な陰謀に包囲された青年・青柳雅春。暴力も辞さぬ追手集団からの、孤独な必死の逃走。行く手に見え隠れする謎の人物達。運命の鍵を握る古い記憶の断片とビートルズのメロディ。スリル炸裂超弩級エンタテインメント巨編。
読書メーター登録前に読んだ作品の再読。
伊坂幸太郎のことが好きになったキッカケもなった作品。
小説も映画も大好きで映画も何度も観ている。
全て内容を知った上で久しぶりに読んだが、何度読んでも色褪せない面白さ。
コレは正に個人的にはバイブル的な一冊である。
結末はそれほど明るい結末でないにも関わらずホッとする描き方がされているのが、伊坂幸太郎らしさであると思う。
また、映画の方も時間のある時に観たいと思う。
★★★★★