そのグループ名を最初に聞いた時は びっくりでした。
『かぐや姫』
それも男性三人組。
リーダーの『南 高節』は お寺の息子さんなので、変わった名前ですが 業界の中で『なんこうぶし』と読まれたのをきっかけに『南こうせつ』に変えたそうです。
大分の高校の同級生で結成したグループです。高校時代はフォークギターを抱え、庭や文化祭で活躍していたそうです。夫の兄が同級生で、一年下の学年に夫がいたので詳しいのです。
初めてのアルバムは
『レッツ・ゴー!かぐや姫』
です。
曲は
『うるわしのかぐや姫』
『町の噂のかぐや姫』
『妻と云う名のかぐや姫』
『ひとり寝のかぐや姫』
『うるわしのかぐや姫』
『酔いどれかぐや姫』
『たそがれのかぐや姫』
『天国のかぐや姫』他
かぐや姫シリーズが多くありました。
その後 南こうせつが大学時代に 高校の同窓生の『伊勢正三』と大学生の『山田パンダ』を誘い再スタートしました。
新生かぐや姫のファーストアルバムは 表にはアルバム名は無く
裏に『三階建の詩』とあります。
南こうせつが作曲した
『神田川』
『赤ちょうちん』
『妹よ』も普通に好きでしたが、
伊勢正三が作曲した
『二十二歳の別れ』
『なごり雪』は、より好きです。
イルカさんの『二十二歳の別れ』は 伊勢正三さんから提供されています。
伊勢正三さんの出身地の津久見駅のホームでは この曲が流れています。
かぐや姫の歌は 頭の中に風景が浮かぶ、美しい日本語の歌です。
今の 言葉の羅列の歌や、日本語と英語が混じった歌や、下に歌詞が出ないと なんと歌っているかわからない歌は 我々の年代には わけわかりません。
今 こうせつさんは 一人で活躍を続けていて 6月には大分市内でコンサートがあります。ゲストは海援隊です。
南こうせつ 76歳
武田鉄矢75歳
頑張っていますね。