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勉強会

2010-06-29 08:36:00 | 北秋田市議会
【6月29日(火)】


昨日の28日(月)に新人議員による勉強会を行いました。

「伊勢堂岱遺跡」、「リサイクルセンター」、「バイオマスエタノール施設」、「合川中学校」、「あきたリフレッシュ学園」、「まとび学園」と数多くの箇所を回りました。

上記の箇所は今回の定例会で「予算案審議」でからみのあった場所です。

私にとって、初めて行った箇所もあり大いに勉強になりました。

実際見て、担当者の話を聞き、自分なりに感じる部分がありました。

時間に制約があり、詳しく聞くことが出来ないところもありましたが、それなりに理解したつもりです。

今後の活動に活かしたいと思います。





『伊勢堂岱遺跡』

閉会しました。

2010-06-25 15:57:00 | ノンジャンル
【6月25日(金)】

6月の定例会が今日をもって閉会しました。

最終日は各常任委員会の案件を委員長が報告し承認を得るのですが、議案は全て可決されました。

また、人事案件は一部否決されて再提出となりました。

採決方法は臨時議会依頼の「投票」でしたので、ちょっと緊張というか、「どうなるんだろう?」といった緊迫感がありました。


今回の定例会は初めてでしたし、また『一般質問』も経験させていただいたので、なにもかも新鮮でセンセーショナルでありました。

今振り返ると、「こうしておけばなあ」と感じる部分もありますが、大きな失敗もなかったので、及第点を自分自身にあげても良いのかなあと思っています。

また明日からいろんなことを調べてがんばりたいと思います。

28日(月)は新人グループの勉強会です。

「伊勢堂岱遺跡」、「ゴミ処理施設」、「バイオメタノール施設」等を見学してきます。

グループの皆さん宜しくお願いします。





常任委員会終了

2010-06-24 13:16:00 | 北秋田市議会
【6月24日(木)】

健康福祉常任委員会が22日に終了した。

今回の議案について全て【結審】を行い、全て承認された。

その後、今一番話題になっている「病院問題」について委員会で勉強会を行い、

午後からは実際に「市民病院」を訪れ、厚生連のスタッフと話し合いを行った。


細かいことはここで記述しないが、

「市当局」と「厚生連」との間では考え方などの点で隔たりがあるように思えた。(スタッフの一名だけとの話もあるが)

厚生連には「市民病院」との名前がついている以上、サービスや対応の仕方には充分配慮してもらい、市民の方々に喜んでもらえるよう努めていただきたいものである。

しかし、あらためて施設を見学して思うことは、立派な施設を充分使いこなせるスタッフを揃えなければならないと感じさせられました。

『宝の持ち腐れ』(表現が悪く申し訳ございません)にはならないよう、自身も努力しなければいけないと痛感した次第です。



常任委員会

2010-06-22 09:21:00 | 北秋田市議会
【6月22日(火)】


昨日の21日から常任委員会が始まりました。

健康福祉常任委員会に所属している私は関連する議案に対して質問を行いました。

委員のメンバーは6名

今まで何度も委員会に所属している委員が多く、専門的な話が出て大変勉強になりました。

一日いっぱいかかり、今日結審の予定です。

終わり次第、「市民病院」の勉強会を行い、午後から病院に向かい「厚生連」との話し合いです。

何かと話題の多い「市民病院」ですので、内容の濃い話し合いにしたいと考えてます。


また、先週行われた、『一般質問』ですが、私を含めた「質問者」への当局側の返答が『北秋田市』のホームページに記載されていました。

どうぞ、こちらもご覧下さい。

『一般質問に対しての当局側の答弁』


6月定例議会

2010-06-17 18:07:00 | 北秋田市議会
【6月17日】


6月15日(火)から定例議会が始まりました。

今日からは『一般質問』です。

今の取り決めでは会派からは3人の場合、

1名の『一般質問』と決められています。

新人ですが、新人同志で会派『きらり』を組んでいますので、

他の二人からは、「今回は代表がお願いします。」

と言われ質問をいたしました。


そういうことで、今日発言をしてきました。

順番は抽選で今日の最終、5人目です。

傍聴席には市民の方がたくさん訪れ、

中には知り合いの方も。

新人なので注目されているのかもしれません。

順番が近づくにつれ、緊張も増してきて・・・。


議長に名前を呼ばれ、

その後は必死に原稿を読み上げました。

私の考えが旨く伝わったかは不安ですが、

なんとか読み終え、そしてその後の再質問も終えることが出来ました。

これからまた勉強して市民のために挑みたいと思います。

今日読み上げた草稿を記載しますのでご意見のある方はどうぞお問い合わせください。



一 般 質 問 草 稿
(平成22年度6月定例会)
平成22年6月17日(木)  
                      会派「きらり」小笠原 寿


議長の許可をいただきましたので質問させていただきます。

今回私が市議会議員になろうと、決意した経緯を少しお時間を頂いてお話させてください。
これまで私は、所属しています「諸団体」、「町内会」の方や、「友人」などから話を聞く機会がありました。その時に出てくるのは『昔は良かった』、『今はダメだ』という話をよく聞かされます。
なぜでしょうか、今、ものは豊かになり暮らしは便利になっています。しかし昔と違い、ご近所の付き合いが少なくなりコミュニケーションが薄れてきています。そして廻りには子供が少なくなって活気がなく、また経済状況の悪化で雇用など将来の不安があって閉塞感が漂うが為に、そのような話になるのではないでしょうか。

これから北秋田市の財政は厳しく、夢のある話しだけではいけないと思います。ただし、財政の縮小・圧縮だけでは市民は満足をしなく、ここに住みたいとは思わないのではないでしょうか。
やはり、少しでも、なにか一つでも将来のために、希望の持てる予算編成があれば市民は明るくなれるはずですし、ここに暮らそうと思うことが出来ると思います。
私は『市民』の代表として、今ある問題に対し、スピードを持って解決を行い、将来について議論しあえる、そして『ここに住んで良かった』と思える『北秋田市』になれば、との思いで市議会議員になる決意を固めました。
今、北秋田市は10年、20年先のビジョンを持って、またその後も明るい未来となるように正しい『まちづくり』を図っていかなければなりません。私は今までの経験、そして人脈を活かしながら、市長をはじめ、議会の先輩議員、会派のメンバー、当局の職員の方々、そして市民の皆さんと一緒に取り組んでいきたいと考えています。
宜しくお願いいたします。


それでは質問いたします。

1、 まずは施政方針についてお聞きしたいと思います。

① 産業振興についてお聞きします。

さて今、日本は不況の真っ只中にいます。幾分、都市部では経済の持ち直しが見られはじめているとのことですが、地方ではまだまだその感じはつかめていないのが実状ではないでしょうか。企業、商店の経営状況は最悪といいほど厳しく、生き残るためにぎりぎりの状態で経営を行っています。
その結果、現在余裕が無く、そして今後の見通しがたたないが故、投資や雇用に対して積極的になれない状況です。その為に地元の求人率が低く、地域で優秀に育った若者が地元に就職できずに圏域から離れてしまっています。
市としても雇用問題として、企業誘致に関しては重要課題として取り組んでいると思います。しかし、この経済状況ではなかなか結果に繋がっていないのではないでしょうか。

私は、雇用環境の早期改善には今現在、北秋田市にある産業が、そして企業、商店が元気になることが大切だと思います。企業、商店が元気になれば求人状況が変化し雇用が発生しますので、若者が地域に定住するようになるのではないでしょうか。
今回、市独自の不況対策、並びに地域経済活性化対策として、去年に引き続き「プレミアム付き商品券発行事業」に1,300万円の予算を、また新たに「住宅リフォーム緊急支援事業補助」に2,124万円、並びに「木造住宅耐震診断費補助」に30万円の予算を計上、また予定されていますが、その他として大館市や能代市で実施されているような、市民が木造住宅を新築又は増改築を行う場合に交付する「秋田杉の需要拡大事業」のような助成についてのお考えはありませんでしょうか。
地元木材の活用を促進するだけではなく、地域内の産業循環を作り出す上でも、そして森林を守ることによって、環境問題やエコロジーの観点からも重要、また有効と考えます。

宜しくお願いいたします。


② 入札制度についてお聞きします。

物品、コンサル、設計、建設など、いろんな分野において、地元を優先させた入札を行うことが出来ないでしょうか。自治体の財政の厳しい折、予算の縮小を余儀なくされている中で、全体の量が減るのであればせめて外部に流すのではなく、地元に留めておくことが地元企業の活性化に繋がると思います。また地元の企業が元気になることによって最終的には北秋田市の税収に繋がっていくものと考えられます。
もし、技術的な面や規模の面で危惧されるのであれば、地元の企業と中央の企業とのJV(ジョイントベンチャー)方式にされても良いと思われます。お考えをお聞かせください。
また、北秋田市例規集の、「北秋田市建設工事入札制度実施要綱」(以下、建設工事入札要綱)によれば、第2条2項に参加資格は「市内の業者」と記述されていますが、「北秋田市競争入札事務取扱要綱」(以下、競争入札要綱)には参加資格の条件については特に明記されていません。「競争入札要綱」にも、いわゆる建設工事以外の、「物品」、「コンサル」、「設計」につきましても、「市内の業者」と明記されるべきではないでしょうか。


③ 秋田大学分校についてお聞きします。

北秋田市は秋田大学と地域振興や人材育成などを目指して包括的な連携協定を締結しましたが、その中で北秋田市の珪藻土を含む豊富な地下資源を活用した産業振興を協力しあうと掲げられています。
珪藻土については、以前に私も商工会の一員として、商工会、珪藻土会社、北秋田地域振興局との間で研究を行いましたが、マグカップ製品や建築の塗り壁用調合開発、住宅基礎への敷き詰めなどの取組みまでは進められたものの、工業製品化開発といった大きな産業振興までは至る事が出来ませんでした。珪藻土を主たるのもとして大学側との連携をお考えであれば、今回は大学連携のなかで大学側に何を求められるのか、またどの程度の成果を期待しているのか、お聞かせ願えればと思います。


2、スポーツ振興についてお聞きします。

① 中学校、高校で優秀な成績を納める為にはジュニア強化育成を図るべきだと思いますが、ボランティア関係者や選手に対し、何か環境整備や補助的な考えはありますか。
現在、サッカーのワールドカップが南アフリカ共和国で開催されています。熱狂的なファンはそれこそ深夜遅くまでテレビを見続けている方もいらっしゃるのではないでしょうか。スポーツは「夢」と「感動」を、そして「一体感」を与えてくれます。試合中は、まるで自分のことのように、また自分の親や子どものようにプレイヤーの動きに一喜一憂します。
地域出身のプレイヤーがいればなおさらです。8月に行われる大相撲「北秋田場所」に来られる『豪風関』や、プロ野球の「北海道日本ハムファイターズ」の『中嶋聡』選手など、プロの世界で活躍されている選手や、まだ記憶に新しいバンクーバーオリンピックに出場した『高橋大斗』選手、『小林範仁』選手、『湊祐介』選手、『鈴木芙由子』選手など、アマチュアの第一線で活躍されている選手が、この北秋田市から昔から多く輩出されています。また、高校野球でもあと一歩で「甲子園出場」が叶うところまで行った学校が北秋田市に何校かありましたし、「フェンシング」、「弓道」など他のスポーツでも全国レベルの種目を持っている高校があります。
北秋田市は他の地域から比べると、私は優秀な選手が多く出ていると思います。
これは、その種目のスポーツ関係者による努力の賜物だと思われます。「指導者」や「環境」が優れていなければ、いくら「素質がある選手」でも育っていきません。今まではそのような状況が整っていたからこそ、「優秀な選手」が輩出されたのだと思います。
ただ、今後を考えますと、今まで通り「優秀な選手」が生まれ育っていくのか心配です。それは「指導者」や「環境」に対し、整備の対策が遅れているのではないかと思うのです。是非ともお考えをお聞きしたいと思います。

② 来春には北秋田市にある4校が統合し、(仮称)「秋田北鷹高校」として開校する予定ですが、鷹巣農林高校以外の県立高校、及び北秋田市立合川高校の跡地利用はどのようにお考えでしょうか。むろん、県立高校は県所有の為、使用の仕方に関しては制限されると思いますが、「球場が足りない」、「競技をする施設が足りない」といった話をお聞きます。考えをお聞かせください。

③ 北秋田市にある小中学校は野球のレベルが高く県内屈指です。近年、県大会で小・中学校とも優勝しています。よろこばしい限りです。
教育委員会の調べによれば、北秋田市の小学校で野球部に所属している生徒の数は15の小学校で計332名。中学校では5つの学校で計163名おります。小中学校合わせますと合計495名もの野球部員がいることとなります。
高校は今現在、鷹巣農林高校、鷹巣高校、合川高校で合わせて90名の野球部員がいます。
このように、多数の野球に携わっている生徒が多いのに、市内にある野球場が老朽化し、グランドコンディションが悪くなっています。また、鷹巣地区にある「中央公園野球場」は硬式球の使用を認めておりません。それらの理由で硬式野球の県北地区の予選が北秋田市では開催されない状況です。
そのため、地域の子供たちが、そして多くの「野球ファン」がレベルの高い硬式の高校野球やプロの試合を市内で見ることが出来ないのです。
北秋田市を含む秋田県13市の野球場を調べてみました。収容人員4,000人以上の球場を所持している市は11市です。無いのは北秋田市と鹿角市とにかほ市でした。ただし、鹿角市は今年の8月に「城山球場」が4,000人収容の野球場にリニューアルオープンします。城山球場では今年の県北地区の高校野球新人戦を行う予定だそうです。また、にかほ市には「TDK」の秋田総合スポーツセンターがあり、都市対抗で全国優勝した野球部のホームグランドがあります。
ちなみに7,000人以上収容できる球場は8市となっております。

野球関係の方々からは硬式野球場の新設について切望されています。新設計画の考えはありませんでしょうか。財政が厳しい折、大変だとは思いますが、市民の多くの方が望んでおられます。教育関連およびスポーツ振興施設の一環として是非ともお考えをお聞かせください。


3、まちづくり行政についてお聞きします。

今、北秋田市には将来のビジョンを見据えた都市計画が必要です。各地域の良さを引き出しながら、阿仁、森吉、合川、そして鷹巣とそれぞれの地域に住んで良かった。と各地域の人々が思えるよう努めていかなければなりません。
ただ、少子高齢化などにより地域の生産力や自治体の財政力が低下している中で、また一方では年金や医療費などの社会保障関連費用は増えていく今、北秋田市は「人口オーナス(重荷)」の時代を迎えています。「人口オーナス」というのは、先ほどいった要素の中で、人口に占める就労人口の割合が低下することによって経済社会に大きな負荷がかかる状態のことを示します。
「人口オーナス」に立ち向かい、各地区に求めるものを明確にして「生活レベル」や「暮らしのアメニティー(快適度)」を上げる場合には時として、「戦略的な凝集」を考慮していく必要もあるのかもしれません。

その中で鷹巣地区は北秋田市の中で人口密度がもっとも高く、市街地中心商業エリアを担っていると思われます。その中心商業エリアが郊外型大型店舗や他圏域商業地域への消費者の流出により、また最近は北秋中央病院の撤退の影響で人の流れが少なくなり経営がより一層厳しくなっています。
もちろん、後継者問題や経営者の努力の不足などといった商店、商店街側の問題も中にはあるかもしれません。しかし、高齢化社会では身近な地元の商店、商店街で買い物をしなくては生活できない方もいらっしゃるのも現実です。そのことからも、私は北秋田市としても施策を打ち出し、市民の生活に支障をきたすことの無いよう、取り組むべきだと思います。
私は中心市街地の魅力を高めた地区を形成し『まちなか居住』といった部分が必要だと考えます。このことは最近の「都市計画」のなかで、大学の教授や専門分野の方々が市街地の再生方法として取り入れられている手法です。少子高齢化社会において『やさしいまちづくり』には重要な手段であると思われます。

それでは質問をさせていただきます。

① 北秋中央病院跡地について利活用の予定はあるのでしょうか。

北秋中央病院の沿革を調べてみますと、経営は昭和4年に私立鷹巣病院として発足した施設を、昭和17年11月に旧鷹巣町で買収し町立鷹巣病院としました。その後、昭和19年に秋田県農業会に移管、北秋中央病院と改称、そして昭和23年8月に秋田県農業会より秋田県厚生農業協同組合連合会(以下、厚生連)に移管して今年の3月まで運営されていました。
登記簿謄本によれば、現在の中央病院跡地約8664㎡のうち約3分の2近くの土地(地番99-26、現花園町72、敷地面積4922.01㎡)が昭和36年6月7日に旧鷹巣町から鷹巣町農業協同組合(以下、鷹巣町農協)に名義変更、また昭和47年12月8日に鷹巣町農協から厚生連に名義変更されています。謄本には、旧鷹巣町から鷹巣町農協には贈与、鷹巣町農協からは厚生連が金銭売買で土地を取得と記載されています。

このことで判明したことが、鷹巣町農協から厚生連に経営を移管されたのが昭和23年。そして、土地の権利が鷹巣町から鷹巣町農協に無償譲渡されたのは昭和36年なのです。
つまり、厚生連が中央病院の経営を行って13年も経った後に鷹巣町は鷹巣町農協に土地の権利を無償譲渡しているのです。鷹巣町からみると農協と厚生連とは同じように感じていたのではないでしょうか。
このことから私は、鷹巣町が無償譲渡した土地は厚生連から無償で北秋田市に返還してもらい利活用を図るべき、と思います。
また、市民病院のお付き合いもあることですし、今回はこちらの要望を聞き入れてもらってもいいのではないでしょうか。
考えをお聞かせください。


② 計画される場合は地元商店街の方や高校生などを含めた産学官民一体となったプロジェクトチームの立ち上げの考えはありますか。

病院跡地は先ほど述べたように、将来の北秋田市を考える意味で適切な計画を立てなければなりません。その為にはいろんな方の意見を聞くのが大切だと思います。プロジェクトチームを立ち上げ、充分構想を練った後に取り掛かるべきだと考えます。   また計画は行政主導型ではなく、行政側はあくまでサポート役として、民意を反映させるかたちが良いと思われます。そのことによって意欲が高まり、成功する可能性が高くなるのではないでしょうか。
構想が決定した場合には、
③ PFI法(プライベート・ファイナンス・イニシアティブ)「公共施設等の設計、建設、維持管理、運営等を民間の資金や経営能力、技術能力の活用」を採用される考えはないでしょうか。

大館市の大町の市営住宅建設においてはPFI方式を採用されるそうです。調べたところ、内閣府及び民間資金等活用事業推進委員会の発表によりますと、平成11年9月にPFI法が施工されて約11年間で累積事業件数は366件(平成21年12月末現在、実施方針公表済のものに限る)のうち、事業者が決定している337件の事業規模(累計)は約4.7兆円と推計されるなど、PFIは公共施設等に関する事業を行う場合の一手法として着実に定着しています。しかし、秋田県では大館市の1件のみしかPFI法を活用しておりません。
国土交通省では全国に「まちづくり交付金」、「暮らし・にぎわい再生事業」、「地域住宅交付金」、「優良建築物等整備事業」といった分野において予算として2兆2千億円の国庫補助制度を見込んでいます。
私は是非、PFI方式を採用して、『将来の夢のある北秋田市』になるよう中央病院跡地を利活用するべきだと考えます。また、スポーツ関連施設においても、過去に全国で4件の導入実績があります。野球場の建設に関してもPFI法の活用なども考えられると思います。お考えをお聞きします。

最後に、先ほども申し上げましたが、「病院跡地については、産官学民一体の考えに沿って進めるべき」、と私は考えていますが、参考までに「一級建築士」としての私の構想を述べさせてください。
中央病院跡地には『まちなか居住』といった観点からも「高齢者対応(バリアフリー)」の市営住宅の建設を行ったらいかがでしょうか。一階部分には「老人ホーム」や「子育て支援センター」などの人の集まる施設を。そして2階部分からは「住宅エリア」にします。今、鷹巣地区の市営住宅が老朽化により、建て替えが必要になってきています。そのような箇所に住まわれている方に入居してもらい、『まちなか』を元気にします。
 車などを持たない高齢者の方々にとって、近くに商店街があるのは魅力的なことであり便利だと思います。また商店街の方々にとっても地区住民が増えることは活性化に繋がり喜ばしいことだと思います。
市営住宅の前面には「イベント広場」を設けます。先日行われた「ふるさと踊りと餅っこ祭り」のようなイベントや、また定期的に行われている「市日」の会場として多目的に使用できるようにしてはいかがでしょうか。
青森県むつ市に「まさかりプラザ」という施設があります。ここに「イベント広場」があるのですが、鉄骨造で高い屋根と柱があるだけです。むつ市民はここで集会や展示会などを行い多目的に使用しています。参考になるのではないでしょうか。

以上述べた施設を「地域住民の生活の質の向上と地域経済・社会の活性化」を図るための制度、国土交通省の「まちづくり交付金」事業の事前評価チェックシートにあてはめてみました。詳しくは調べていませんが、「都市再生基本方針」や「事業効果」などの項目には適合されるようですので、充分活用可能かと思います。
また、老朽化した「市営住宅」については解体して更地にします。その後は宅地として分譲を行い新たな居住区とします。これも「都市計画」の一環です。財源の確保にもなるのではないでしょうか。

これが私なりの利活用の構想です。


以上が私の一般質問です。

どうぞ宜しくお願いいたします。