グラの気ままに徒然日記

日々の菜園アクティビティ、旅先での思い出コレクッションetc.

石山観音・後篇

2023年03月09日 17時51分34秒 | 菜園

2023・03・09 晴れ

馬が草をはむ背中に似ているということから「馬の背」と呼ばれていて、

愛知県の宇連山や三ツ瀬明神山の馬の背はトレッカーにはよく知られている。

で、石山観音の尾根上の「馬の背」の中央まで慎重に降りる。

これ以上は傾斜がきつくて無理だ。

下から這い上ったこともあるが、若い頃の話だ。

馬の背の右胴の部分にも仏様が・・・

スリル満点! 

スリップでもしたもんなら数十メートル真っ逆さま\(◎o◎)/

行き止まりに掘られた仏様

昨日はムルベクの摩崖仏について述べたが、もう少し書き加えてみよう。

30代の頃、インドヒマラヤ遠征に加わる機会を得た。日本人10名と通訳(ムスリム)とリエゾンオフィサー(ヒンズー)が各1名で、ニューデリーからスリナガル、そこから印パ戦争のバリバリの緊張状態が解けない最中、双方の兵士たちの検問や、がけ崩れやエンジンの故障など、様々な障害を克服しながらのバスで434キロのロングドライブだった。私は未知の世界に放り出された少年の様に、見るもの聞くものすべてが初物づくしで、眼を白黒させるばかり。中でも標高3千m越の地に広大な砂漠が展開していたり、草木一本見当たらない山肌を縫うハイウェイの遥か下方にインダス川の激流が渦巻いていたり、突然に出現するオアシスの街の緑に途方もなく癒されたり、道中、岩に掘られた10m越えの件の立像など、さほど驚くこともなくなっていた。度々1~2時間バスが動かなかったり、茶店の土間で寝泊まりしたり、月の砂漠のような隠れ場所ない所に停車してトイレ休憩だとか、勿論男女別に時間差をつけて、女性10人程がバスから降りて緩やかに波打つ地面の窪みを探したかと思うとその場で小用を足すことになる。初めての時は知らなかったので驚いたが、その後はバスの反対側の窓を見るエチケットを身に着けていた。ヨーロッパの若い女性は場所を決めたが速いか、サッとズボンを脱ぎしゃがみ込む大胆さを身に着けていた。とても日本人にはまねのできない芸当だった。さらに、インド人男性は、ヒンズーもムスリムもなくしゃがんで小用をする習慣があるようだった。私たちはその横で立ち◎◎することになるのだがナンかカルチャーショックでもあった。さらにさらに、いつの間にか現地の少年が忍び寄り私の腰に手を当て、「ワンダラー!ペン⁉」とかねだり始める。民家など全く途絶えた地であるのに・・・その少年は島根県の小学校の名前入りのジャージを身に着けていた。

話を戻して、私たちの目的地はジャムカシミール州のラダック地方では最大の町Leh(レー)。荒涼とした山と砂漠の中に灯ったオアシスの街だ。標高3650mのチベット民族が多数を占めていることから「インドのチベット」と呼ばれているそうだ。チベットから迫害を受けたラマ教徒たちが集まった難民の町だった。早朝には、お決まりの「アラーは唯一、絶対であ~る」が大音響で流れているのにである。

街は水利があり緑が四方を褐色の禿げ山と対照的なオアシスの街だ。山の中腹のレーパレス(王宮)付近が最も栄えていた。その街が登山基地なので、高度順応のために5日間ほど滞在した。ゆっくりと歩くことを心掛けあいさつはた。町の学校との交流も事前に計画していたのでノートやペンなど学用品とバレーボールを段ボール2箱をプレゼントした。全校集会でのあいさつは何とかこなしたが、日印対抗バレーボールは無茶苦茶しんどかった。高度順応がまだできていなかったからだ。子供たちにつられてつい走ってしまったり…(笑)

チベット難民事務所では、所長から延々と嘆願声明のような演説が続き閉口したり、・・・ 

(続く)WBC大谷見てたら遅くなってしまった。

 

 

馬の背の左胴体にも数体

隣り合うように

少し下って馬の背の下部から錫杖ヶ岳を望む。

林の中を少し下ると再び岩尾根が現れる。

ポッカリと穿たれた穴が・・・

これまでの仏さまとはかなり様相が異なりますね。

第32番だからいよいよ終わりに近いです。

大岩の裏面にも2メートルはあろうかと思える仏様がいらっしゃいました。

大岩の下には気持ちの良い空間があり、夏場は休憩地となるだろう。

阿弥陀如来立像

広場入口より

一段下って見上げる。

最後の下り道だ。妻はもう下で待っているはずだ。

入口の観音様

 

少しきりの悪い投稿となった。

インドでの登山はもう少し書き残しておきたい。


石山観音

2023年03月08日 20時55分00秒 | 菜園

2023・03・08 晴れ

天気のよさに誘われたか、第2ファームでジャガイモ植えてたら妻から📞

”スーパーでご飯買って外で食べよう

 

石山観音

自宅から約15分、車中でお決まりのかつ丼を食し、少し休憩してからという妻を残して早速活動

駐車場下の谷間に降りる。

こんなところに・・・

地蔵菩薩2体

地蔵種字 3梵字

 

入口正面石段上の阿弥陀如来立像

右手に錫杖シッカリと

石段を登ると正面に巨大な岩壁とその根元に2体目

 

 

左折して20m程往くと地蔵菩薩立像

最初の阿弥陀如来立像と中腹の聖観音立像の3体が県文化財に指定されている。

🚍

また、巨石や岸壁に掘られた仏様は摩崖仏と呼ばれ、40年ほど前高さ10メートルほどの摩崖仏を見た経験がある。

それは「ムルベクの摩崖仏」と言って、インド北部でパキスタンと中国との国境をめぐる争いが絶えない秘境中の秘境だ。

首都からスリナガルまで国内線で飛び、バスで3日かけてレイというオアシスの町まで行った。

その途中、ゾージ・ラ(峠)、標高4千メートルのフォトゥ・ラ(峠)を越えて

カルギルという比較的大きな町に向かう途中、ムルベクという村で車窓右手に巨大な石仏の顔がニョッキっと洗われビックリした。

ラダック地方と言って、インダス川の上流で起伏にとんだ地形なので摩崖仏は10m程なのだが、私と目の高さがほぼ同じだった。

レイはチベットから追われたラマ教徒が住民の多数(45%)を占めるオアシスの街だ。

その他イスラム教徒(35%)とヒンズー教徒たちが、上手にすみ分けられているように思われた。

私たちはその街を登山基地として、近くの山に登った。

ついでだが、隊員の一人がニューデリーからレイまでの機中でダライラマと一緒になったらしい。

 

第七番とあるがこれは西国三十三所の霊場にちなんで番号が付けられているそうだ。

あっと言う間にピークの東屋

景色はこの方向のみで、遠くに伊勢湾が望めるはずだが・・・?

正面が象の背で右下が鈴鹿カントリークラブ

石山というだけあって巨大な岩が数カ所むき出しとなっている。

手前の横っ腹にも4体見える。

とりあえず、一番上の展望所で妻を待つことにした。

この先が、象の背と言って巨岩が背を見せているが次回に回します。

 


菜園ライフ241~甘夏の収穫と剪定

2023年03月07日 11時32分00秒 | 菜園

2023・03・07

二日がかりで甘夏の収穫とついでに剪定を済ませました。

妻は成らせ過ぎだと文句タラタラ

それよりも表皮の黒い汚れ・シミ?が気になります。

ミカンのなった枝は次年度は成らないということで切り落としました。

さらに、徒長枝や混みあっている枝も日当たりをよくするために切り落としました。

本来は、太枝を3本にして他は切り落とすらしいですが、

その秘訣を知る前に既に手首大の枝が四方に伸びてしまっていて後の祭りデシタ( ̄∇ ̄;)

これでとりあえず完成デスが、本来は元スキスキにならんといかんのでしょうね。

隣のハッサク

昨年は過度な剪定のせいか、結局は約30個しかならず(特大でしたが)今年は剪定を見合わせました。

さて、どうなることでしょう?

同じく隣のイチジク

切り落とした各枝から、5~6個ずつ芽が吹き真直ぐな枝となります。

下向きの目は欠きますが今年は、もう少し目柿を考えてみます。

そろそろエンドウの杖の準備にかかります。

お風呂で、甘夏の汚れを落とすのは妻の仕事ですが、

多分大変だったので、ならせ過ぎだとこぼしていたのでしょうね。

座敷に並べて熟成させます。

午後、娘に送るので、第2、第3ファームで収穫してきた野菜

サラダ菜、ホウレンソー、ターサイ、キャベツ、水菜、春菊、ニンジン、ヤーコン

昼食後、妻が第1ファームでブロッコリー、ネギ、小松菜などを収穫します。

いつも段ボール詰めに四苦八苦します

たまにの刺身は美味しいですね。

小鉢は、ダイコンのハリハリ漬け、冷凍してあったモロヘイヤ、菊芋、ヤーコンなどです。

午後は、エンドウの杖立てとゴボウ、ニンジン、ダイコンの種まきの準備やら俄かに忙しくなってきました

 


甲賀の里

2023年03月06日 20時18分21秒 | 菜園

2023・03・06

ヤッパリ、大谷は凄いわ\(◎o◎)/! いきなり3ラン2連発だもんな

さて、今日はお札返しのため滋賀県の若宮神社へミニドライブ(観光含めて約3時間)

 

我が家から、20分ほどで東海道は関宿へ、そこから鈴鹿峠を越えると滋賀県の土山

山間部をしばらく走ると鈴鹿山脈の裏側の小さな村に着く。

もう20年近く本殿でご祈祷を受けお札を頂いているが、

今年は外からの参拝だけにした。

神社入口のカモシカ荘Pにあったマップ。。。忍者だ

甲賀は牧歌の里

帰路少し大回りして青土ダム巡り

~来月には桜が良いだろうね~ただし渋滞必至だけど。

背景の山は、鈴鹿の雨乞岳に続くのだろう。

釣人を3人ほど見かけただけの静かな春を満喫しました。

青土ダムってOzuchi Damって読むんだ

道の駅土山

ここにも忍者


菜園ライフ240~山裾の畑

2023年03月05日 16時22分17秒 | 菜園

2023・03・05

しばらく温かい日が続きそうです(´▽`) 

午前中、第3ファームに出かけ、昨年耕作した山裾の畑を整理しました。

残っていた5個の白菜

紐で撒いてあったので枯れた外葉を5~6枚剥がせば食べれそうです。

当地は植木処で山土を採取した後地を開墾しました。

半分は土止めの盛り土ですが山裾の部分は、粘土質でカンカチ

さらに、岩がゴロゴロ\(◎o◎)/!

おまけにスギナの根がビッシリ(左下)

山裾ぎりぎりまで耕したのは、カヤやヨモギの繁茂防止のつもりですが・・・

岩は土の流失止めに。

これも!

すぐ下の一人栄えの菜の花にミツバチが数匹いました!

昨年はほとんど見かけなかった光景です。

午後は、第2ファームに出かけスコップで耕起

ダイコンと人参、ゴボウの種を少しずつ播く予定デス。

昨夜の夕食は目下お気に入りのフキノトウの天ぷら