義姉は糖尿病から慢性腎炎になり投薬や色々の(私には計り知れないくらい)努力をしたが、それも尽きて透析を始めると言った。「それだけはやめて、今、しないとだめという訳ではなかったら少しでも遅く-- 透析は最後の最後」と言ったが、「やらなければ---。大丈夫、30年透析している人もいるが、生活は出来ている」と言われれば返す言葉はない。血管が細くなかなか受け付けられず腕だけではたりず、足にも打っていた。
それも無理になって最近、人工血管を入れた。でも、兄夫婦は他人の腎臓は駄目と言う。宇和島徳洲会病院の万波誠・泌尿器科部長らから腎体移植を受けた患者らで作る「えひめ移植者の会」は支援する「移植への理解を求める会」を結成した。
海外に行って腎臓移植を受けてくる人がいると聞く。勿論、自分の身体に合うか否か解らない。1度でだめなら2度、3度受ける、いや、元気になるなら何度でもと言う人が沢山いる。
29才の男性は、お母さんも、お父さんもの腎臓をもらったと書いてあった。
臓器提供したいと言っている私が義姉にあげれば---。「要らん、要らんって---」義姉は言う。
人工血管も馴染むまで、時間がかかる。入院ばかりして、かわいそう。
何とかならないのか。腹立たしい。