Yさんと待ち合わせて行った店は、長いカウンターとテーブル席が幾つもある大きな明るい居酒屋。ビックリ!ビール大瓶390円、酒正味1合280円。(上げ底じゃないぞ)一品はと言うと一番高い値段が天ぷら盛り合わせ650円。650円と言っても10品でだ。これでお腹いっぱいになりそう!造り300円。だし巻き250円等々。ほとんど200円台なんだ。飲んでも飲んでも減らない感じの大瓶、1本飲むのもしんどいと言いながら2人で3本飲んで、お酒は、ウダウダ言いながら何本飲んだか解らん。先生のことを思うと涙が出そうになるがYさんはご存じないことなので言わない。「ビール安いね。新地のラウンジなら小瓶1,000円やね」と私が言うと、
「この店はチェーン店化しているので、店によって値段が違う、環状線の天満駅にある店は大瓶350円や」「ウソ!」安売り酒店はいくらで売っているのか?儲かるのか?人の店を気にしなくてええか?
「お腹いっぱい帰ろう、お勘定」「割り勘にしましょう」「ここはええで、安いから」「でも」「そうか、それなら2,000円でええわ、5,000円払ってもこれだけのお釣りがある」お釣りの小銭を見て「ウソ!いっぱい飲んで食べたよ」嘘と思うことばかり。
「みんな、1,000円以内で酔っぱらって帰れるんや、ほら、いっぱいやろう、ドンドン入ってきてドンドン帰る、こういう店が流行るんやで」
勉強になります。
もう1軒行こう、私知っている店があるとSさんご夫婦と行ったスナックを探しながら歩いた。パチンコ屋や風俗屋、居酒屋の通りをたくさんの人が歩いている。さすが、京橋。でも、そのスナックは見あたらない。「方向音痴かな、ここらへんやと思ったけれどーーー」「ええ、新地に行こう」とタクシーに乗り、Yさんの知っているスナックへ。ママ1人でやっている店。
「1人でやれて良いですね」チーフや女の子を気にしながらするより、1人でやる方が気が楽と思う。「どっちが良いか解らないけれどーーー」と言われ納得する。
「手の震えなくなったやろう」「酔っぱらって体全身、気持ちよく震えているわ」
京橋のスナック、気になるな。もう1回探してみようと思う。
栃乃花関は出島関に負けてしまった。1勝3敗 明日は頑張る!