リリオーはおいしいご飯を食べている。スーパーに置いてある精米器で少しずつ精米してもらってね。
Hさんから「一度食べたらやめられないよ」と秋田産の玄米を教えてもらって2年目。やめられない、止まらないかっぱえびせんじゃない、止まらない秋田のお米だよ。
暖かな日差しの中、自転車に乗って精米器の置いてある森ノ宮近くのスーパーに行く。
「故障しましてね、使えないんですよ」 ガックリ!
何処で精米してもらおうかと走っているうちに大阪城まで来た。
そうだ、菊花展が開かれているんだ。見よう。見事な出来映えだ。中学、高校の修学旅行生や外人の人たちでいっぱいだった。ああ、気持ちが晴れ晴れとマンションに帰って部屋の前まで来ると鍵が無い、ええ?バックの中を探してもズボンのポケットに手を突っ込んでもない。どうした?何処で落とした?ホンマにそそっかしいね。そう言えば一度鍵を閉めハンカチを忘れたと気づき、もう一度開けハンカチ、ティシュ、自転車の鍵を手にして鍵を掛け、エレベーターの前でハンカチを落とし・・・もしかしてその時鍵を落とした?エライコッチャ、心なき人が私の部屋に入って・・どうしょう?
まずは開けなくては・・管理人さんに、鍵屋さんを紹介してもらう。これで2回目。何年か前に仕事を終えて帰ってきて鍵がないことに気づき鍵の救急に電話したことがあった。全部取り替えて凄い時間が掛かり偉い目にあった。今度も大変だろうと思っていたらいとも簡単に開けた。エエッこんなに簡単に鍵が開くの?こんな事しても良いの?と思った。ちょっと怖いね。
開けると何とも異常が無く大丈夫かな。でも用心して新しい、ほんじょそこいらで開かない鍵に取り変えてもらった。
鍵屋さんが来る間、部屋の前で立っていたら隣の奥さんが折りたたみ椅子を持ってきてくれ座ってと言ってくれた。やさしいね。
「本当にそそっかしくて鍵を落としてしまったの、アホです」と言うと
「私も部屋に入ってから鍵が無いことに気づき探したけどない、もしかしてとドアーの外に出たら鍵を付けたまま取らず部屋に入っていたことあったわ、私もそそっかしくて」と言われた。
「それならまだ良いですよ、私なんか鍵をさしたまま抜くのを忘れ、そのまま仕事に行き、帰ってきたから鍵が掛けたままになっているのを見てびっくりしたことありましたよ」
これって自慢することなのかしらね?本当に私ってあわてんぼ過ぎて困ったもんだ。