リリオーの日記

気が付いたことを書きます。

雨ですね・・・

2009-11-17 23:00:21 | Weblog
朝になっても雨がやまなくて、ずっと1日、雨だった。泣いているのか姉ちゃん!
今日は姉の13回忌。12年前の朝方、息子、兄弟妹達が見守る中、息を引き取った。辛い、悲しい出来事だった。
この前も書いたけれど、リリオーは姉がいなくては生活できなかったのだ。会社勤め、母の世話、子供の教育など有りながら、朝、リリオーのマンションに来て部屋、トイレ、風呂の掃除、帳面付けをしてくれていた。お客様にお出しする手紙も全部、姉が考えて書いてくれていた・・・あっ、ばらしてしまったか。まあいいね古い話だから。だから、姉が癌で入院すると聞いたとき、一番の心配が誰が掃除してくれるねんだった。一度、退院したが一度も部屋に尋ねてくれることはなく一度も帳面を見てくれることはなかった。9才離れている姉は姉であり時には母のように接してくれた。リリオーが結婚して直ぐに帰ってきたときも、お水の世界に入る時も、商売を始めるとき、始めた後も全面的に守ってくれた。姉がいたからこそ、色んな事があっても乗り切れた。亡くなって12年、もし、もしと言う言葉があるならば姉が今も存在していたらリリオーは店をやめていなかったであろう。そんな気がする。
朝、雨降る中、墓参りに行った。
「お墓は逃げないから、雨の中来なくても晴れた日に来たらよろしいのに」と墓守のおばさんは言ってくれた。
「本当に、逃げないね、何時も待ってくれている、でも、今日はどうしても来なあかんかったんです、13回忌だから」
コーヒー好きな姉にコーヒー缶を供え、マイルドセブン8、1本火を付けて姉にあげ、1本リリオーが吸いながら色んな話をした。
みんなも好きな人、ひとりは亡くなっているんじゃないか。悲しいね。何時までも背負っていてはだめ、前を向かなくっちゃとも言う。でも、忘れてはいけないし。
嬉しいと言っては飲み、今日は悲しい、淋しいと言って飲んだ。そう、姉とも良く飲んだね。2人して酔っぱらって面白い時もあったね・・・