今日は暖かくて歩こう!イチニイサンシー。あれ!男の子が子犬を抱いて頬づりしている。「花子ちゃん」と声を掛けたくなり立ち止まった。???男の子はキョトンとしている。
「おばさんの家にも昔、同じ種類の(雑種)犬がいてね・・・」
「へえー」
「ずっと可愛がってね」
「うん」
花子ちゃんが子供の時もあんなに可愛かっただろうね。
何度も書いているが、捨てられていた雑種犬を2カ月かかりで捕まえてリリオーの長女にした。だから、リリオーは花子の子供頃のことは知らない。でも、きっと、こんなに可愛がられていたのだろうね。転勤か何かで連れて行かれなくなって捨てられたのか、自分からはぐれてしまったのか・・・聞いてもリリオーは犬語が解らないので知ることが出来なかった。あんなに可愛い子犬を見て花子を思い出し涙した。彼岸が近づいているからかも知れない。
何???食事も与えなかったから死ぬかも知れないと思った・・ひどい親がいるもんだ。虐待したり食事もさせなかったりする親たち・・・自分のお腹を痛めて産んだ子供じゃないのか・・・。許せないね。
以前、書いたことがあるけれど、小学生の頃、母は兄や弟の出来が良いものだから、何かにつけて兄や弟を可愛がっているように見えて、リリオーはある日、怒った。
「お母ちゃん、ママハハと違うのん、リリオーほったらかしにして・・・」と言った。そしたら母は言った。
「お母ちゃんの指、5本あるやろう、この1本でも怪我したり無くなったりしたらどれだけ困るのん、みんな大事や、みんな同じや」と。
子供の頃、母から聞いた言葉は今でも忘れていない。それなのに今の親は・・・・親になれなかったリリオーは言ってはいけないのかな?
可愛い子犬を見て花子に会いたい。ロッキーに会いたいと思った1日であった。