人形と動物の文学論

人形表象による内面表現を切り口に、新しい文学論の構築を目指す。研究と日常、わんことの生活、そしてブックレビュー。

あきちゃん。

2014-10-13 15:48:41 | 犬・猫関連
おじいちゃんわんこに続いて、あきちゃんが10月11日(土)に10歳で亡くなってしまい、
今日お葬式を済ませてきました。

私はたまたま学会で留守をしていたときに亡くなったため、はじめて死に目に会えなかった子です。
私が家を出たときに偶々庭に出てきていて、可愛い顔してお見送りしていた姿が最後です。
確かにかなりしんどそうでしたが、まだ体力も残っていたし、待っていてくれる…と信じていたのですが。

あきちゃんは生まれつき肺と心臓に疾患があると言われて里親探しに出さなかった子です。
とりあえず6歳までは無事に過ごしたのですが、3年ほど前に調子が悪くなり、気管虚脱という難病であると言われました。
それでも酸素ハウスをレンタルしたり、お薬を飲ませたりしてともかく無事に生きていたのですが、ちょうどおじいちゃんわんこが亡くなった頃に、ひどい嘔吐をして、調子が悪くなりました。
かかりつけの獣医さんではのどに癌がある、CTのある病院に行け、と言われ、そういうリスクのある子だったので悩んだのですが、連れて行っていろいろ検査したのが、結局は負担になったのだと思います(ちなみにのどに癌はなかった。脾臓にあっただけ)。
いろいろ検査してもらった結果、気管がそもそも細いが、一部拡張していて、その拡がった部分に痰などが詰まっているのだということ。
こんな子は初めて見た、これまで生きていたのが不思議だ、と言われました。
10年間、ずいぶん頑張って生きてきたんですね。
まだ正直諦めきれない気持ちもありますが、私たちと一緒にいてくれて、ありがとう…といわなければなりません。