こんにちは、最近どうも疲れが残りやすく、何時間寝てもすっきりしません。
少し前の話になりますが、10月24日と25日、中古文学会に行ってきたので、覚えているところだけメモ的に感想を書いておきたいと思います。
…とはいえ、どうもちょっと疲れやすい体調のときで、たいへんよく寝てしまい、記憶が断片的です…💦
場所が比較的近いといえば近かったので、行って帰ってくるだけのぎりぎりのスケジュールで行ったのもあったんですけどね。
もともと私はよく寝るのですが、それにしてもちょっと寝すぎでした。
今年の中古文学会、会場は県立広島大学。
行くときは広島駅からタクシーを使いました、私方向音痴で、迷う自信があったので。
タクシーだと駅から15分くらいかな。
この日はベージュのジャケットとカーキ系のスカート、少し暑かったです。
前からでは分かりませんが、ジャケットの後ろ部分にタックが、スカートの後ろにはフリルが入ってます。
足首部分に猫の模様の入ったストッキングをはいていたのに、誰も気づいてくれませんでした。
1日目は中古文学会賞の授賞式と、シンポジウム。
受賞者の桜井宏典徳さんの、将来への不安から一時期研究をやめていた時期があった(でも再開して書いた論文で査読に通り、さらに賞をいただいて…)、という挨拶が切なかったです。
シンポは室町・戦国期の『源氏物語』の伝本に関するもの。中古でのシンポも何度目かになって、少し慣れてきたというか、まとまりがよくなってきた感じです(←なぜか上から目線)。
質問用紙が複写式になっていて、あ、便利、と思いました。複写式にすると少し高いんでしょうけれど。
懇親会のお食事が大変おいしく、そしてあまっておりました。
懇親会であんなに食べたのは久しぶり、すっかりお腹がぱんぱんになってしまいました。
若い男の子とか少ないので、ボリュームのある食べ物は減らないのよね。院生、減ってるんでしょうね…。
県立広島大には院生がいないので、会場の中の案内やマイク係は学部生がやって、あとは広島大の院生が手伝いに来てるんだ、と言ってました。
2日目は間に1度ずつ休憩をはさんで、午前中4本の発表と、午後は5本の発表。
午後の発表の途中でトイレに行きたくなってしまい、しかも中のほうの席に座っていたためよけてもらわないと出られず、たいへん恥ずかしい思いをしました。
何だか妙にトイレが近くなることがあるのよね、まだそういう年齢ではないはずだと思うんだけど…、さすがに。
午前中4本のうち3本が『源氏物語』に関するもの。1本がいくつかの資料における記述が「物語合」なのか、「歌合」なのか、あるいは別々に行われてその順序はどうだったのか、というもの。
印象に残っていたのが、浮舟の手習歌に関する発表で、浮舟が母に会いたい、と思っているのを、「共感者」を求めている、と解釈していたところ。会いたい、にはいろんな理由があると思うし、理由がなくてもただ会いたい、ということもあると思うのだけどなあ。分かってくれるor分かってほしいから会いたい、と解釈できるような場面があるのならともかく、入水しようと思った場面でも出家後も会いたいのは母親だけ、だから母親のことは理解者だと認識している、というのは全然別の事柄だと思うのだけど。
あと、前半では浮舟の手習歌を、共感者を求めて詠まれるものと位置付けていて、後半ではそうありたい自己を演出して周囲に訴えるために詠まれるもの、と位置付けていたので、そのふたつの関係がどうなっているのかも気になりました。
午後はいろいろな作品を対象とした発表。歌集や歌物語に関する発表が多かったかな。
『平中物語』において女から詠みかける歌についてのもの、『夜の寝覚』で女主人公がそんなには「気高く」ない、と表現されることの機能について、『有明の別れ』についてのもの、『発心和歌集』の編者が大齋院選子であるのかどうかというもの、『伊勢物語』における万葉類歌(万葉集風の歌)の機能についてのもの。
全部終わったら5時前くらいにはなっていて、そこからバスで広島駅に行き、途中の岡山駅で少し買い物をして、結局家に着いたのは8時過ぎてました。近いような遠いような広島。
新幹線の中で何度か母から電話がかかっていたので何かと思ったら、のすけちゃんが庭に出たときに、ずぅっと私が帰ってくるのを待っていてなかなか家の中に帰らなかったからなんだそう。あの子もちっとも私の言うこと聞かないくせに、いじらしいというかなんというか…、可愛い子です。
――――――おまけ――――――
10月12日に保護したちゃめちゃん、11月1日に譲渡会に行ってきて、写真撮りました。
里親募集中→ペットのおうち
→いつでも里親探し
→2016年2月14日に貰われていきました。
少し前の話になりますが、10月24日と25日、中古文学会に行ってきたので、覚えているところだけメモ的に感想を書いておきたいと思います。
…とはいえ、どうもちょっと疲れやすい体調のときで、たいへんよく寝てしまい、記憶が断片的です…💦
場所が比較的近いといえば近かったので、行って帰ってくるだけのぎりぎりのスケジュールで行ったのもあったんですけどね。
もともと私はよく寝るのですが、それにしてもちょっと寝すぎでした。
今年の中古文学会、会場は県立広島大学。
行くときは広島駅からタクシーを使いました、私方向音痴で、迷う自信があったので。
タクシーだと駅から15分くらいかな。
この日はベージュのジャケットとカーキ系のスカート、少し暑かったです。
前からでは分かりませんが、ジャケットの後ろ部分にタックが、スカートの後ろにはフリルが入ってます。
足首部分に猫の模様の入ったストッキングをはいていたのに、誰も気づいてくれませんでした。
1日目は中古文学会賞の授賞式と、シンポジウム。
受賞者の桜井宏典徳さんの、将来への不安から一時期研究をやめていた時期があった(でも再開して書いた論文で査読に通り、さらに賞をいただいて…)、という挨拶が切なかったです。
シンポは室町・戦国期の『源氏物語』の伝本に関するもの。中古でのシンポも何度目かになって、少し慣れてきたというか、まとまりがよくなってきた感じです(←なぜか上から目線)。
質問用紙が複写式になっていて、あ、便利、と思いました。複写式にすると少し高いんでしょうけれど。
懇親会のお食事が大変おいしく、そしてあまっておりました。
懇親会であんなに食べたのは久しぶり、すっかりお腹がぱんぱんになってしまいました。
若い男の子とか少ないので、ボリュームのある食べ物は減らないのよね。院生、減ってるんでしょうね…。
県立広島大には院生がいないので、会場の中の案内やマイク係は学部生がやって、あとは広島大の院生が手伝いに来てるんだ、と言ってました。
2日目は間に1度ずつ休憩をはさんで、午前中4本の発表と、午後は5本の発表。
午後の発表の途中でトイレに行きたくなってしまい、しかも中のほうの席に座っていたためよけてもらわないと出られず、たいへん恥ずかしい思いをしました。
何だか妙にトイレが近くなることがあるのよね、まだそういう年齢ではないはずだと思うんだけど…、さすがに。
午前中4本のうち3本が『源氏物語』に関するもの。1本がいくつかの資料における記述が「物語合」なのか、「歌合」なのか、あるいは別々に行われてその順序はどうだったのか、というもの。
印象に残っていたのが、浮舟の手習歌に関する発表で、浮舟が母に会いたい、と思っているのを、「共感者」を求めている、と解釈していたところ。会いたい、にはいろんな理由があると思うし、理由がなくてもただ会いたい、ということもあると思うのだけどなあ。分かってくれるor分かってほしいから会いたい、と解釈できるような場面があるのならともかく、入水しようと思った場面でも出家後も会いたいのは母親だけ、だから母親のことは理解者だと認識している、というのは全然別の事柄だと思うのだけど。
あと、前半では浮舟の手習歌を、共感者を求めて詠まれるものと位置付けていて、後半ではそうありたい自己を演出して周囲に訴えるために詠まれるもの、と位置付けていたので、そのふたつの関係がどうなっているのかも気になりました。
午後はいろいろな作品を対象とした発表。歌集や歌物語に関する発表が多かったかな。
『平中物語』において女から詠みかける歌についてのもの、『夜の寝覚』で女主人公がそんなには「気高く」ない、と表現されることの機能について、『有明の別れ』についてのもの、『発心和歌集』の編者が大齋院選子であるのかどうかというもの、『伊勢物語』における万葉類歌(万葉集風の歌)の機能についてのもの。
全部終わったら5時前くらいにはなっていて、そこからバスで広島駅に行き、途中の岡山駅で少し買い物をして、結局家に着いたのは8時過ぎてました。近いような遠いような広島。
新幹線の中で何度か母から電話がかかっていたので何かと思ったら、のすけちゃんが庭に出たときに、ずぅっと私が帰ってくるのを待っていてなかなか家の中に帰らなかったからなんだそう。あの子もちっとも私の言うこと聞かないくせに、いじらしいというかなんというか…、可愛い子です。
――――――おまけ――――――
10月12日に保護したちゃめちゃん、11月1日に譲渡会に行ってきて、写真撮りました。
里親募集中→ペットのおうち
→いつでも里親探し
→2016年2月14日に貰われていきました。