土屋龍一郎のブログ

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おかげさまで

2007-04-15 22:11:46 | Weblog
8:00の時報は仮設トイレで聞いた。スタート2分前にはまたまた別の仮設トイレに入っていた。
緊張から胃腸の具合が悪く、なんだかトイレからスタートしたような一日だった。
天気はよく晴れ、長野では珍しく風も結構吹いていた。
6212番というゼッケンにも表れているように、申し込みを躊躇し悩んだあげく、締め切りから10人ほど前という、ぎりぎりの挑戦だった。だから私のスタートは8:35に先頭がスタートしてから10分もたっていた。
グランセローズの勝呂コーチから「マラソンの日は朝食に餅を4つ食べろ」と言われていたのでかなり無理矢理玄米餅2個を採って会場へ。
慣れているはずの10kmまでは、沿道の応援の皆さんの顔の中から知人を捜しながら走った。
ロング走で馴染んでいる20kmまでは、時計を見ながら「はやるな、あせるな」と言い聞かせながら。身につけているグランセローズのユニフォームとキャップを見て「グランセローズがんばれ」というかけ声をもらって感激した。
一度しか挑戦したことのない30kmを通り過ぎたときには、「もしかしたら、ひょっとするとこりゃ完走しそうだ」と頭をよぎる。スタートが最終組だったので回収車両(中島麻希さんによると脱落者車両)がすぐ後からついてくる。
未知の世界である35km地点は沿道の観客も少ない土手沿いの一本道で、ここからは、たった7kmだと思うのだが、地獄のロードだった。ふと気がつくと足が止まって歩いている。一度歩くと、次のステップがつらい。
全部の給水所でボランティアの作るスポーツドリンクとバナナ、水を補給した上、慎重にストレッチをしながら進んだので、ふくらはぎも腿も痙攣が来ていない。
そこまでに追い抜いて来た、主婦やお年寄りや太った人たちにどんどん抜き返される。どんな練習してるのかな?
結局完走者4506人中
4009位
なんとか、完走しました。