
温泉地の旅館に泊まったときのこと。
久しぶりに深夜のお笑い番組(中身は見た直後にすっかり忘れた)をひとりで見ていた。すると、ボトリという不吉な音がして、重量感のあるやわらかいものが天井から畳に落ちてきた。部屋の電気をつけて見るとなんと20cmはあろうかという巨大なむかでがくねくね、サッサカと悪魔の芸術のごとく無数の足を波打たせてこちらに向かってきた。
ぎゃっ!
スリッパを鷲づかみにして、おりゃおりゃおりゃ、と自分を奮い立たせながらムカデをつぶした。つやつやと油ギッシュで生命感にあふれるムカデが気を失っている間に、(ブログ用にしっかり写真を撮ってから)底の深いゴミ箱に捨てた。
普段自宅に大きな蛾やら虫やらの罪の無い昆虫が入ってきても、近くにある紙にくるんで外に逃がすようにしている。(以前、居ついている亀にそれら虫をすべからくくれていたのを家族全員にとがめられて以降ですが)
例外は、ゴキブリとムカデだ。
『パピヨン』という映画で、独房に入れられ満足に食事も与えられなかった主人公が床を這い回るムカデをスプーンでつぶして食べるシーンをスティーブ・マックィーンが好演していたけれど、狂気の沙汰だな。
普段エコロジーとか言っているけれど、私のこの豹変ぶりはなんなんだろう。と深い問いかけに落ち込む私だが、ムカデの姿はその悩みを凌駕する。
久しぶりに深夜のお笑い番組(中身は見た直後にすっかり忘れた)をひとりで見ていた。すると、ボトリという不吉な音がして、重量感のあるやわらかいものが天井から畳に落ちてきた。部屋の電気をつけて見るとなんと20cmはあろうかという巨大なむかでがくねくね、サッサカと悪魔の芸術のごとく無数の足を波打たせてこちらに向かってきた。
ぎゃっ!
スリッパを鷲づかみにして、おりゃおりゃおりゃ、と自分を奮い立たせながらムカデをつぶした。つやつやと油ギッシュで生命感にあふれるムカデが気を失っている間に、(ブログ用にしっかり写真を撮ってから)底の深いゴミ箱に捨てた。
普段自宅に大きな蛾やら虫やらの罪の無い昆虫が入ってきても、近くにある紙にくるんで外に逃がすようにしている。(以前、居ついている亀にそれら虫をすべからくくれていたのを家族全員にとがめられて以降ですが)
例外は、ゴキブリとムカデだ。
『パピヨン』という映画で、独房に入れられ満足に食事も与えられなかった主人公が床を這い回るムカデをスプーンでつぶして食べるシーンをスティーブ・マックィーンが好演していたけれど、狂気の沙汰だな。
普段エコロジーとか言っているけれど、私のこの豹変ぶりはなんなんだろう。と深い問いかけに落ち込む私だが、ムカデの姿はその悩みを凌駕する。

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