ゴマを刈り取って天日乾燥でゴマの実の熟成と乾燥を行い、1~2週間ほど経つと、ほとんどの殻が割れてくる。
これを、穂先を下の向けて、揺するだけで、バラバラと勢いよくゴマの実が落ちてくる。
だから、刈り取ったゴマの木は、間違っても穂先を下の向けて乾燥させてはならない。
集めたゴマは次の手順で保存する。
1.小さなちりとりに、適当にごまを入れ揺する。
すると軽いゴミなどが上に浮いてくるので、これを口で吹き飛ばす。
2.黒い小さなもの(ゴマの形をしていない)は虫の糞かもしれない。
(乾燥中にたくさんのカメムシがゴマの木の中にいたので。)
また、ごく小さな泥の固まりもあるので取り除く。
泥は洗ったときに取れるのであまり気にすることはない。
3.次に適当な目の大きさの金ザルで、このゴマをふるいに掛ける。
すると黒い小さなゴマ(未熟のゴマ)と泥の粉が落ちる。
4.きれいになったゴマを、ガラス容器やペットボトルに入れて保存する。
5.食べるつど、その分だけザルに入れて、水を張ったボールにそのままつけて、7~8秒程度手で軽くかき回し水洗いする。
水をよくきり、そのまま熱したフライパンにゴマの実を入れ、好みの具合で焙煎する。
水をきって乾かしいるつもりでも、そのままザルに入れたままにしていると今の時期、
2日ほど経つと発芽してしまうので、水をきったらすぐに焙煎すること。
6.後は、それを料理に使う。
何ともいえない風味がある。
やはり、自分のゴマはうま~い
▲ごまの保存と、ごまの発芽の様子
水洗い後、乾燥を怠るとすぐに発芽する。 よく見ると、ごまの中に白い芽が見える。(写真をクリックすると拡大表示する)