表千家一期一会

教授資格授与式


本日は
季節はずれの台風通過により
日本列島は
一日中すっぽりと雨に包まれました


そんなお天気とは対照的に

私は
晴れがましくも
表千家不審菴に於いて

教授資格授与式に
参列させていただきました



ご案内は三時三〇分

その三十分前に来菴することと
ありました


この時間の授与者は
19名でした

全員が受付をすませると
ご案内があって
蹲踞で手と口を清めて
松風楼でしばらく待たせていただきました


松風楼の床には

即中斎筆 富士画賛  旭日

おめでたい掛物に
緊張の中にも
歓びの心が湧いて参りました

まず始めに
御祖堂に案内され
利休様にお参りして
この度の資格拝受をご報告し
感謝申し上げました

続いて
残月亭にて
一人ずつ名前を呼ばれて
而妙斎宗匠より
表千家教授の木札を手渡されました


全員に木札が授与された後
お家元からお話がありました


「皆さんには
これから本格的に
教授活動を始めていただきます」

とのお言葉に
あらためて身が引き締まる思いでした


その後
家元教授の先生のお点前で
薄茶をいただきました

残月亭の床には
啐啄斎筆横物 時々勤拂拭

覚々斎手付置き籠に
紅白の嵯峨菊が
入れられていました

記念写真の撮影があり
最後に
新席にて
祝い膳を頂戴しました

新席の掛物は
即中斎筆  喫茶去



全ての行事が終わって
お玄関を出る頃には
雨も上がっていました


「稽古のための稽古ではなく・・・」

「ただ淡々と繰り返し繰り返し体で覚える・・・」

「美味しいお茶を点てて下さい・・・」


而妙斎宗匠のお言葉を
頭の中で反芻しながら
お家元の門を後にしました

コメント一覧

tomoko
雲や様

お心のこもったお祝いのメッセージを頂戴し
ありがたく存じます。


これまでのご厚情に感謝いたしまして
いつの日か粗茶一服をと考えておりますが
まだしばらく時間がかかりそうですので
近い将来準備が整いましたあかつきには
あらためてご連絡をさせていただく所存にございます。

今後ともお見守り下さいますよう
どうぞよろしくお願い申し上げます。 

           
雲や
教授の授与おめでとうございます。
家元から直接お受けになる最高の名誉と存じます。

私は、まだ勤務のある時期に受けた為、通信と、感激のないものになってしまいました。
一生の思い出ですよね。而妙斎最後ということらしいですから尚更です。
おめでとうございます。
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