「先者今年無事 芽出度千秋楽」
前大徳泰道師
今日は
今年最後の週稽古でした
お稽古の後
あらたまって
「どうぞ良いお年をお迎えください」と
挨拶を交わしますと
いよいよ
今年も押し詰まってきたことを感じます
あとは
25日の研究会を残すのみとなりました
三重棚 総飾り
「一無位真人」
先日
お世話になった山中工務店さんが
「大徳寺真珠庵の和尚様からです」と
お持ちくださいました
「無位の真人」とは
生まれながらに肉体に宿っている
「仏性」のことだとか・・・
私たちは日々
色々な人や物や出来事との巡りあわせの中で
常に心が揺れ動いている存在です
ちょっとしたことで
心がざわつき
どんよりとした気持ちになり
落ち着かない気分になったりします
それでも
やがて
ざわついていた心は静まり
穏やかな自分が
変らずに存在していることに気づき
ほっと安らぐ時が訪れます
そんなことを
何度も繰り返しながら
私たちは
少しずつ
前に進んでいるのでしょうね・・・