表千家一期一会

湯木美術館ーわび茶の継承と普及




梅雨の晴れ間の日曜日
先日来ずっと気になっていた

湯木美術館の春季展
【わび茶の継承と普及】に
ようやく行くことができました




「利休のわび茶を深化させた千宗旦と
茶の湯を通じて交わった人々」

という副題のついた今回の特別展

このフレーズを聞くだけで
ワクワクして
武者震いしてしまう私です


4月以降の自粛期間を意識して
出歩くことをためらっていましたが
終了間近の今日
何とか拝見することができてよかったです


与次郎作の阿弥陀堂釜

そして
ノンコウ作の赤樂など

素直に心底「いいなあ~。。。」と
感じてしまう私は
やはり【わび茶】が好きなんだナと
あらためて思いました


帰りがけに
受付に座っていた男性と
二言三言アクリル板越しに
言葉を交わしました


「わくちんがもっと普及すればねぇ・・・」

と仰るその方に

「そうですね・・・」と
うなずきながらも

私は

「わくちんを打たないと湯木美術館に
入れないような時代にならないことを
祈っています」

とだけ申し上げて

「ごきげんよう」と
おいとまさせていただきました



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